2人暮らしに最適なベッドの選び方と言うのは、サイズの面だけではありません。
サイズだけに重点を置いてしまうと、後々「失敗した!」となる可能性もあります。
2人暮らしにピッタリのベッド選びとなると、ライフスタイルというのが非常に大切になってきます。
今回は、2人暮らしに最適なベッドを見つける選び方と注意したポイントを紹介します。
2人暮らしのベッド選びはライフスタイルが大切
1日の3分の1を睡眠で過ごすと言われているので、寝心地の良い大切なベッドを選ぶ事は大切です。
ですが、1人暮らしとは違い、2人で暮らしていると特にライフスタイルがポイントになってきます。
2人が快適に眠れるベッド選びだけでなく、1日の中でどう生活して、どの時間に寝て、どの時間に起きるのか、寝る環境も大切なんですね。
注意ポイント① 2人で寝るか1人で寝るか
2人暮らしで住んでいる2人をざっくり分けると、夫婦、カップル、家族、友達と分けられます。
さらに、一緒に住んでいる時間やライフスタイルを分けてみると、2人で寝るか一人で寝るかのヒントが分かるんです。
いくつか例を挙げてみます。
- 結婚生活10周年の夫婦の2人暮らし
- 初めて同棲生活をするカップルの2人暮らし
- 親友とのシェアハウス
- 旦那さんが仕事、嫁さんは専業主婦
- 旦那さんは専業主夫、嫁さんがキャリアウーマン
- 共働きで、出金時間、帰宅時間が違う
一緒に暮らす期間では、一緒に寝るか別々の寝室で寝るかの判断が出来ますし、働く時間が違うと寝る置きする時間が変わってきますね。
次に、どの様に寝たいかを考えて見ると、
- ラブラブで一つのベッドで一緒に寝たい・・・1台のベッド
- ベッドは別々で良いからゆっくり寝たい・・・2台のベッド
- 一緒に寝たいが嫁さんがベッドの揺れに敏感・・・2台のベッド
- 寝起きする時間が違う・・・別々の部屋にそれぞれ1台のベッド
と、寝る環境が変わる事で1人で寝るか一緒に寝るかベッドの台数が変わってきます。
暮らしに合わせてどう寝たいか考えると、最適なベッドの台数が分かってくるんですね。
関連 先を見据えた選び方が大切!新婚さんの賢いベッド選びのポイント
注意ポイント② ベッドを1つにする場合
寝心地の良いベッドマットレスを探すには、1人1人違いますよね。
好みもありますが、女性と男性の体格でもマットレスの種類や選び方が変わってきます。
1人に1台のベッドであれば、体格が大きくても小さくても、1人で寝るので寝心地重視で選べます。
難しくなるのは、2人で1つのベッド、ベッドマットレスを選ぶ時です。2人で1つのベッドになると、
- 寝心地の好みの違い
- 起きる、立ち上がる、座る、寝返りのベッドの揺れ
- 寝やすく起き上がりやすいベッドの高さ
- ベッドの沈み込み具合
など色々な事がポイントになってきます。
特に妥協してはいけないのが、寝心地を一緒に寝る相手に合わせるだけでなく、2人が寝心地良いと感じるベッドでなくてはいけません。
特に重要なのは寝心地に関係してくることですね。
関連 ベッド選びで最も大切なマットレスの選び方10個のポイント
起きる、立ち上がる、座る、寝返りの揺れ
2人が朝までグッスリなら問題ありません。
問題となるのは、寝る時間と起きる時間がバラバラな2人だったり、夜起きることが多い場合などです。
例えば、奥さんが寝ていて、旦那さんがベッドから立ち上がるとベッドが揺れてしまいます。
揺れを減らすとなると、独立したバネが振動を抑えてくれるポケットコイルのマットレスが選択肢として挙がります。
関連 寝姿勢をキープしてくれる「ポケットコイルのマットレス」とは
2人に合わせた寝心地のマットレス
2人がそれぞれ寝心地が良いと思うマットレスを選ぶのは難しいんですよね。
揺れを気にしてポケットコイルのマットレスを選ぶと、柔らかめで身体に合わなかったり、硬めのマットレスを選ぶと今度は揺れが気になる。
この様な、寝心地は良いんだけどちがう問題がでてしまう事もあるんです。
解決するヒントとしては、一緒に寝て寝心地を確かめる事、そして、デメリットを解決してくれるようなマットレスを選ぶ事ですね。
店舗で実際に寝心地を確かめる時には、並んで一緒に寝てマットレスの硬さのチェック、揺れを確かめます。
そして、ポケットコイルは揺れにくいけど柔らかめ、ボンネルコイルは硬めで揺れると言ったデメリットを補ってくれるマットレスを選ぶと、デメリットが少なくなります。
関連 どっちがベッドに良いの?ボンネルコイルとポケットコイル9つの違い
2人で寝た時の沈み込み具合
柔らかいマットレスが好みの2人だとすると、体重が重い方の方がより沈みへこむので、体重の軽い方が、斜めになる事もあります。
例えば、彼女はスレンダーな細身体系、彼氏はマッチョでがっちり体系だとすると、彼女はあまり沈み込まない、彼氏は沈み込むと言うアンバランスな沈み込みになってしまい、寝心地に影響します。
アンバランスな沈み込みを解決するには、点で沈み込んでくれるポケットコイルのマットレスや、サイズの大きいベッドという選択肢が挙がります。
まとめ
今回は、ベッドの台数を決めるポイント、2人で1つのベッドを選ぶポイントと注意点を紹介しました。
もし途中で難しいなと感じたら、1人1台のベッドを選ぶ方が、寝心地の良いベッドを選びやすくなります。
2人暮らしが初めてで一緒に寝るからと、1台のベッドにこだわるのも良いですが、ライフスタイルが大切です。
特に、一緒に寝たいと考えているお二人は、2人で1台のベッドにこだわりすぎないようにして下さいね。