ベッドの高さは、フレームにマットレスが乗った高さになるのですが、この高さの選び方と言うのは、マットレスの寝心地だけでない使いやすさが関わっています。
特に見た目だけで高さを選んでしまうと、使用しづらいベッドになってしまいます。
今まで布団で寝ていたのか、ベッドで寝ていたのかという就寝方法の他に、身体にも関わりがあるのが、ベッドの高さなんですね。
今回は、ベッドの高さを選ぶポイントを紹介します。
ベッドの高さは見た目で選ばない!
ベッドの高さで多く言われている事が「見た目、視覚的な事」ですよね。
高さの低いベッドのローベッドやフロアベッドは、「視覚的に広く見せる」と言うのが特徴ですが、デメリットに注目が集まらないんです。
ベッドの高さは、低いベッドと高いベッドの「デメリットを含めた特徴」を知ることで選び方が変わってきます。
高さが変わるだけで使い勝手や見えない部分もあるので、高さのあるベッド、低いベッドの特徴を見ていきましょう。
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ベッド高さの特徴とポイント
高さの「低い」ベッドの特徴
- 床に近いので視覚的に部屋を広く見せてくれる
- デザイン性が高いベッドフレームが多い
- 低いので転げ落ちる心配が無い
- 座ったり立ったりする動作が身体に負担がかかる
- 床に近いのでホコリが付きやすい
事が低いベッドの特徴として挙げられます。
これらの特徴から高さの低いタイプのフロアベッドやローベッドを選ぶ場合は、敷布団で寝ていて立ったり座ったりが苦痛でない方や、圧迫感が少なくデザイン性にこだわりたいと言う部分が大きな特徴となるでしょう。
- 部屋が狭く圧迫感の少ないベッドが良い
- デザイン性が高いベッドを選びたい
- 今まで敷き布団を使用していた
- 床から立ったり座ったりが苦痛じゃない
- 寝相が悪くベッドから落ちたことがある
- 床に座るイメージの高さ
高さの「高い」ベッドの特徴
- デザイン的に似ているベッドフレームが多い
- ベッドに高さがあるので圧迫感を感じる
- 座ったり立ったりする時に身体への負担が少ない
- ベッド下との距離があるのでホコリが舞いにくい
- 寝相が悪いと転げ落ちる心配がある
事が高さのあるベッドの特徴として挙げられます。
これらの特徴から高さのあるベッドを選ぶ場合の大きな特徴は、高さがある事で座ってから寝る、起きてから立つまでの膝への負担が少なくなり、また、床から離れた位置になるので、ホコリを吸い込まない対策にもなります。
ただし、寝相が悪い方は落下する危険性があるのだけは注意が必要です。
- 今まで高さのあるベッドを使っている
- ラクに寝て起きて立ったり座ったりしたい
- 床から離れてハウスダスト対策がしたい
- 部屋に置いても圧迫感を感じない
- 椅子に座るイメージの高さ
ベッドの高さ選びの決め手
ずばり座ったり立ったりする事が苦痛でない事、これが決め手になってきます。
例えば椅子に座るのと、畳に敷かれた座布団に座るのはどちらがラクに感じますか?
椅子に座る方がラクな場合は、椅子の様に座って寝る事が出来る高さのあるベッドが良くなります。
今まで敷布団に寝ていて立ったり座ったりする事が苦痛でない場合は、高さの低いベッドでもOKという事になります。
それでは具体的にはどんな事なのか、いくつか例を挙げますので、以下の様に感じた方は参考にしてみてください。
高さのあるベッドがラクな人
- 日常生活で座ったり立ったりする事でヒザや腰に負担を感じる
- 立ち上がる時に「ヨイショ!」と力を入れて立ち上がる
- ベッドの上で長時間過ごす事が多い
- 夜起きてトイレに行くことが多い
低いベッドでもOKな人
- 日常生活で座ったり立ったりする事でヒザや腰に負担を感じ無い
- 夜起きてトイレに行くことが少ない
まとめ
デザイン性としてのベッド選びは、高さの低いベッドの方がデザインが良い場合もありますが、デザイン性と言う見た目を優先して低いベッドを選ぶと、「部屋が広く見えて圧迫感が無いけれど、立ったり座ったりが大変」という事態になりえます。
座りやすく立ちやすい高さの選び方としては、ぴったりサイズは難しいですが、ベッドマットレスに座って、足の裏が床に着く高さが選び方の基準になるでしょう。
ベッドの高さは、「座りやすいか、立ちやすいか」もポイントに選んで見て下さいね。