購入前から対策を!ベッドの購入前から出来る10個のカビ対策

ベッドのカビ対策を考えて購入する

ベッドを使用している時に天敵となるカビは、日ごろの手入れをしなければ生えたり、部屋の環境にも左右される物です。

このカビはどんなベッドでも生える事があり、日ごろの対策が重要となります。そこで、ベッドに生えるカビを防ぐために、購入前から購入後まで出来る様々なカビ対策を10個紹介します。

スポンサーリンク

カビ対策はベッドを買う前から

ベッドのカビ対策は何処から始めるのかで対策方法も変わります。

というのも実は購入前からカビ対策という事というのは出来るんですね。

ベッドを買った後のカビ対策だけでなく、買う前からのカビ対策をする事で、よりカビが生える原因を防げますしダニ対策にもなるんです。

カビの事を考えてベッドを選んで、ベッドを買った後はカビが生えない様にするという事ですね。

関連 まずは掃除機をかける事から!「マットレスのダニ対策」10選

ベッド「購入前」のカビ対策

パソコンとショッピングカート

カビが生えづらいベッドフレームを選ぶ

ベッドを購入する前からカビ対策として、カビの生えづらいベッドとしては、通気性の良いベッドです。

特に注目されているのは、床材のすのこですね。

すのこの特徴は、すのこだからカビが生えづらいのではなく、すのこの隙間から湿気を逃がしてくれるので、結果カビの原因となる湿気が減る事になります。

住まいが風の通りが悪かったり湿度の高い部屋であれば、定番と言える種類ですね。

湿気が貯まりやすいベッド種類としては、フロアベッドや収納付きベッドがあります。

フロアベッドは、床に隙間が無くなるので、カビ対策としては他のベッドフレームよりも劣ってしまいます。

収納付きベッドであると、一般的な脚付きのベッドよりも湿気がこもりやすくなります。

なので、カビ対策としては脚付きタイプのベッドを選んで、ベッド下には収納ケースなどで収納スペースを確保したほうが、空気の流れが出来ます。

関連 似ているようで実は違う?フロアベッドとローベッドの違いとは

関連 跳ね上げと引き出しどちらがいい?収納付きベッドの選び方

カビの生えづらいマットレスを選ぶ

まず始めに、寝心地の良いマットレスというのが大前提で、カビがどうのこうのでマットレスを選ぶと大切な深い睡眠がとれなくなります。

コイルのあるマットレス、ボンネルコイルやポケットコイルなど、出来る限り通気性のあるマットレスを選びましょう。

低反発や高反発のマットレスは、ボンネルコイルやポケットコイルと比べてもカビが生えやすくなります。

マットレスは、空気が通って流れることで湿気が貯まりにくくなり、カビ対策になります。

関連 畳に布団の様な寝心地の「ボンネルコイルのマットレス」とは

関連 寝姿勢をキープしてくれる「ポケットコイルのマットレス」とは

ベッドシーツ類を一緒に揃える

  • マットレスを覆う「ボックスシーツ」
  • マットレスの上に敷く「ベッドパッド」
  • 布団を包む「布団カバー」
  • 枕を包む「枕カバー」

などベッドシーツ類は、ホテルのベッドなどでベッドメイキングとして使用されていますね。

上記の様なシーツ類は、洗濯出来るシーツ、水洗い可能なシーツ、手洗い可能なシーツ類を選びましょう。

汗を吸収してくれますし、洗濯して清潔に保つ事も出来ます。

ベッドのマットレス、フレームだけでなくベッドアクセサリーもベッドと一緒に購入する事で、寝る初日からカビ対策が出来る事になります。

上記アイテムをすべて揃えなくて良いですが、最低でもベッドパッドは欲しいアイテムかと思います。

関連 汗とり?寝心地?役割で変わるベッドパッドの選び方

関連 吸湿性がポイント!2人暮らしに合わせたベッドパッド素材の選び方とは

ベッド購入前のカビ対策ポイント

ベッド購入前は、通気性の良いベッドフレームとマットレス、そしてマットレスに汗を吸収させない様に、ベッドパッドやシーツ類も一緒に揃える事がカビ対策になりますね。

ココがポイント
  1. 通気性の良いベッドフレーム
  2. 通気性の良いマットレス
  3. シーツ類を一緒に一緒に揃える
スポンサーリンク

ベッド「購入後」のカビ対策

組み立て途中のベッドフレーム

マットレスに除湿シートを敷く

人は寝ている間にコップ1杯、約200ccの汗をかいて湿気としてベッドの下へ下へ落ちていきます。

単純計算でも一晩200cc、一年にすると73,000cc、73ℓもの汗をかきます。考えたくないですね!

汗からの湿気もベッド下に集まりやすいので、除湿シート・調湿シートを敷くことで、すのこやマットレスへのカビ対策にもなります。

これはマットレスだけでなく布団を敷いている場合も同様に効果的です。

湿気が貯まりにくい場所にベッドを置く

お部屋の広さにもよりますが、ベッドの置く場所もカビ対策になります。

  • 壁際にぴったりつけるか
  • 部屋の角につけて置くか
  • 真ん中に置くか

と部屋の真ん中は極端ですが、風の通りがあるかないかで湿気のこもり方も変わります。

ヘッドボード部分を壁際に付けるなど、部屋の広さと相談して、出来る限りベッドマットレス周りには、風通し良く湿気が貯まりにくい配置にしましょう。

マットレスは定期的に干す

定期的にマットレスを持ち上げて上げて壁に立てかけて干しましょう

マットレスにこもった湿気を減らすことでカビ対策になりますし、加えてダニ対策にもなりますので、マットレスの寿命を延ばす事も出来ます。

布団ほどではありませんが、マットレスも同様に晩年床はカビの原因です。

マットレスは基本日陰に干すことになりますが、購入したマットレスのメンテナンス方法に従ってくださいね。

関連 ベッドのマットレスの寿命を短くしない3つの方法とは

関連 購入前から対策を!ベッドの購入前から出来る10個のカビ対策

すのこを定期的に干す

例え湿気に強いすのこでも、汗と言った水分を吸収するとカビの原因になってしまうので定期的に干す様にしましょう。

すのこを干すタイミングは、マットレスを上げた時に一緒に干してあげる事が2度手間になりません。

ちょっと面倒だなぁと思っても、マットレスよりも重量が無いので一緒に干してあげてくださいね。

すのこがカビてマットレスに移ってしまわない様にしましょう!

除湿剤をベッド下に置く

詰め替え用の市販の除湿剤で十分なので、除湿剤をベッド下において交換の時期がきたら交換する事で、除湿につながります。炭の除湿剤も良いですね。

ベッド下は、収納付きであっても収納が付いてなくても見えない部分なので、除湿剤で下に下がってくる湿気を取り除き、カビが生えにくい環境にしましょう。

ベッド下においても目立ちにくいですし、比較的リーズナブルな消耗品だと思います。

加湿器はNG、除湿機はOK

加湿器は、湿度を上げる為の家電なので、カビ対策としてはNGです。

  • 加湿は、湿度を「加える」
  • 除湿は、湿度を「取り除く」

という機能になるんです。

その為、ベッドルームで使用するのは除湿機になるものの、乾いた部屋で寝ない様に湿度も気になりますよね。

ベッドルームの湿度問題もありますので、加湿器は絶対に使用しては駄目とは言えません。

ベッドルームの環境にもよるので難しいですが、湿度が高いじめじめした部屋では除湿機を導入する価値があると言えます。

ベッドルームでは水分のある物を減らす

ベッドルームには、花瓶や水槽など出来る限り湿気の原因となる物を無くしましょう。

ベッドルームでは洗濯物を干す事もしない様にします。

部屋干しをしていてお客さんが来たから一時的に干しておくと言った場合を除いて、ベッドルームには湿気の原因となるモノは持ち込まないようにしましょう。

除湿をしているのに加湿をするのでは意味が無くなっちゃいますからね!

ベッド購入後のカビ対策ポイント

購入後は、湿気を貯めないこと、湿気を取り除くことがカビ対策の中心となりますね。

また手間がかかることですが、基本的な「干して乾かす事」は、洗濯できるシーツ類だけでなく、マットレスやすのこも定期的に干して湿気を飛ばすことも大切です。

ココがポイント
  1. 風通しの良い部屋・場所にベッドを置く
  2. 除湿シートを使う
  3. マットレスを定期的に干す
  4. すのこを定期的に干す
  5. 除湿剤をベッド下に置く
  6. 除湿機で湿度を減らす
  7. 水槽など水分のあるモノを置かない

まとめ

ベッドの購入前のカビ対策が3つ、購入後のカビ対策が7つ、合計10個のカビ対策を抜粋しましたが、いかがでしたでしょうか。

カビの発生しやすい条件としては、文部科学省によると「一般的なカビは気温が25度の時、湿度が70%を超えると数ヶ月で繁殖、75%を超えると急激に繁殖する」とあります。

ベッドのカビ対策の基本は、風を通して、湿気を逃がして、湿気を貯めない事が重要なポイントです。

購入前からの対策だけでなく、購入後も布団と同じようにマットレスを干す事や、除湿剤の利用など今回の対策方法も参考になれば幸いです。

タイトルとURLをコピーしました