畳に布団の様な寝心地の「ボンネルコイルのマットレス」とは

ボンネルコイルの特徴

ベッドマットレスの種類の一つボンネルコイルは、バネ部分が連結しているマットレスで、布団で寝ている様な感覚のするマットレスです。

バネが独立していて点で支えるポケットコイルとは違い、一般的なボンネルコイルは面で支える感覚になります。

今回は、そんなボンネルコイルの寝心地や特徴などを紹介します。

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ボンネルコイルのマットレスとは

ボンネルコイルは、コイルが連結して一体化しているのマットレスになります。

寝心地は、寝た場合に身体の負荷の高いところを中心として全体的に沈み込む、適度な硬さのあるマットレスです。

ボンネルコイルは、バネになっているスプリングが連結しており、畳に布団を敷いた様な寝心地になります。

ボンネルコイルのメリットデメリット

メリット

コイルが繋がっているので、寝た時の体重の負荷を全体で支えて負荷を分散してくれるので、へたりに対して強いと言われています。

また、一体化している事でコイルが動いてもコイル同士が別々に動いて干渉しづらい事から、耐久性があります。

そして、ベッドマットレスと言えば、湿気の問題があります。

ボンネルコイルは、マットレスを包む生地とウレタンフォームなどのクッション材を除けばコイルを囲んでいる物が少ないので、周囲の通気性が良くなります

ココがポイント
  • 負荷を分散するのでへたりづらい
  • 一体化しているのでバネが干渉しづらい
  • 周りの通気性が比較的良い

デメリット

目立つデメリットは少ないのですが、やはりコイルが連結している事で出るデメリットが2つあります。

まず1つ目は、1人で寝るのであれば問題ではないですが、2人で寝る場合の横揺れが出てしまいます。

2人で1つのボンネルコイルのマットレスに寝ると、寝がえりなどで横揺れしてしまうので、パートナーが敏感だと不向きなマットレスになってしまいます。

2つ目は、コイルが繋がっているので耐圧分散しづらく寝姿勢が崩れてしまう可能性があります。

例えば、寝た時に負荷のかかりやすい腰部分が沈み、身体がUの字に沈むので、腰が痛くなったり、身体の痛みを感じる事あります。

この様なデメリットは、寝たらベッドの揺れ程度では起きない人や、体重の軽い人ならデメリットは小さくなってはきます。

ココがポイント
  • 横揺れしやすい
  • 耐圧分散は優れていない
  • 寝姿勢が崩れる可能性がある

関連 どっちがベッドに良いの?ボンネルコイルとポケットコイル9つの違い

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ボンネルコイルの特徴

ボンネルコイルの強みは値段やメーカーで変わる

一般的なボンネルコイルのマットレスは、一体化したコイルの硬めの寝心地、横揺れするなどの特徴ですが、どれも同じではなく、メーカーや値段でも強みが変わってくるんです。

例えば、横揺れを軽減した造りのコイル構造、寝姿勢が崩れにくいコイル構造なども開発販売されていたりします。

フランスベッドでは、高密度スプリング として、特徴的な形をしています。

デメリットが大きく感じますが、メーカーによっては弱点を少なくした独自のボンネルコイルもあるので、ショップで販売しているボンネルコイルの強みは何かもチェックして選ぶと良いですね。

構造で変わる寝心地

ボンネルコイルのマットレスも、ウレタンフォーム、ポリエステル、綿など、クッション材がプラスされてボンネルコイルのマットレスとなっています。

ですので、硬めの寝心地と言われていても、コイルの構造だけでなく、クッション材の量や種類によって寝心地が変わってきます。

ですので、ボンネルコイルはポケットコイルよりも硬いとは一概に言えないんですね。

もし寝るチャンスがあれば、種類の違うボンネルコイルのマットレスを色々寝比べて見てくださいませ。

ボンネルコイルのマットレスを選ぶポイント

  • 他の種類のマットレスが柔らかいと感じた方
  • 体格の良い方、体重の重い方
  • 今まで布団を使用していた方

などはボンネルコイルのマットレスを選ぶポイントになります。

リーズナブルな価格の一般的な構造のボンネルコイルだけでなく、有名メーカーの独自開発のボンネルコイルなどと比べる事も大切です。

一般的な違いだけでなく、そのボンネルコイルは何が強みなのか、弱点は克服されているかなどもチェックしてみてくださいね。

まとめ

ボンネルコイルは、硬めのマットレスとしての選択肢の一つです。

ポケットコイルの方が人気が高いですが、メーカー独自のボンネルコイルのマットレスが、他のマットレスより寝心地が良いという事もあります。

2人暮らしで1つのマットレスに一緒に寝る場合は、ベッドの揺れなどもチェックしつつ、他のマットレスと寝比べて見て下さいね。

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