夏に欠かせない冷房機器の一つと言えばエアコンですよね。
エアコンは新しく買うとなると、安い価格で工事費込みで探している方も多いのではないでしょうか。
そんなエアコンは、新しいモデルになると消費電力が下がるので、買い替える価値がありますが、省エネだけでなく色々な新しい機能が付いたエアコンも魅力的なんです。
今回は、格安のエアコンも良いけど、最新機能でさらに快適になるエアコンを調べてみました。
エアコンを長く使う場所では快適さも大切
リビングの様に一日を長く過ごす場所では、エアコンを使っている時間も長くなります。
長く使う場所ほど、省エネ性能や暮らしに合わせた機能を選ぶとより快適に過ごせちゃいます。
1人暮らしでは18℃でガンガン冷やしても良いですが、2人暮らしの場合だと、寒がりや暑がりの問題もあります。
そんな風の問題点も、最新の機能で問題点を小さくする事も出来るんですね。
夏場だけしか使わないなら冷えればOKではありますが、夏場の冷房機器として、冬場は暖房機器として長い期間使う場合は、ストレスが無いような機能も欲しいですね。
注目したいエアコンの機能
省エネ性能
大型家電の中で一般的には冷蔵庫が一番電力を消費します。
冷蔵庫ほどではなくても、エアコンもどうしても長い時間使うので、消費電力は多くなってしまうので省エネ性能は大切です。
有名メーカーの一つダイキンのルームエアコンの、2017年モデル、広さ目安6畳の省エネ性能を比較して見ましょう。
シリーズ名(型番)2017年モデル | 消費電力量期間合計(年間) | 電気料金目安(1kWhあたり26円計算) | 省エネ基準達成率(目標年度2010年) |
RX(S22UTRXS-W) | 630kWh | 16,380円 | 115% |
AX(S22UTAXS-W) | 630kWh | 16,380円 | 115% |
FX(S22UTFXS-W) | 671kWh | 17,466円 | 108% |
CX(S22UTCXS-W) | 705kWh | 18,330円 | 101% |
E(S22UTES-W) | 717kWh | 18,642円 | 100% |
あくまでも目安になりますが、上位モデルになるほど省エネになり電気代がお得になっていますね。
ひとえに省エネと謳っていても、メーカーやモデルによって省エネ率が違うので、カタログやラベルでどれくらい省エネにつながるのかチェックしましょう。
自動フィルター掃除
標準装備になりつつあるのが、自動お掃除機能ですね。
エアコンは、部屋の空気を吸い込んで吐き出すので、空気中のハウスダストを吸い込んでフィルターがキャッチしているので、ホコリが詰まっていきます。
ホコリが詰まると、エアコンの効きが悪くなる、出てくる空気が臭くなる、消費電力が上がるなどデメリットしかないんですよね。
このフィルターの目詰まりは自分たちで掃除しなくてはいけないのですが、自動フィルター掃除が付いていれば、ほっとくだけで掃除してくれる優れた機能です。
時間を設定すれば、外出中にフィルター掃除が行われ、帰ってきたらキレイな状態でエアコンを使う事が出来ますね。
エアコン内部のクリーン機能
エアコンは、フィルターの目詰まりだけでなく、カビ、油汚れ、花粉、ホコリなどで内部も汚れていきます。
内部の洗浄となると、スプレーを買ってきて掃除するか専門業者に頼むのが一般的でした。
そんな問題を解決してくれるのが、エアコン内部のカビを抑制する抗菌、汚れが付きにくくなる防汚などのクリーン機能です
メーカー毎に方法や内容は違いますが、使っている場合であれば常に清潔に保ってくれるので、クリーン機能は、自動フィルター掃除と合わせて欲しい機能ですね。
温度センサー付き
温度センサーは、サーモグラフィの様に人の体温や部屋の温度などを見極めて、空気を効率的に送ってくれる機能です。
クーラーをつけている場合は、足先が冷たいと判断すれば風を直接当てない様にしたり、冷気は当てないで送風を人に送ったりと、風の流れをオートで変えてくれるんですね。
2人暮らしの問題となる暑がり寒がりの対策の一つとして有効な機能の一つですね。
スマートフォン連携
どんどん進化しているスマートフォンは、エアコンとの連携も出来るようになっています。
スマホと連携ですることのメリットは、リモコンではできない事や目で見てチェックできるようになる事です。
一例を挙げると、
- リモコン操作
- 電気代・消費電力のチェック
- 異常・気温・消し忘れ通知
- リモートでON・OFF
などがあります。
例えば、朝急いでいてエアコンをつけたまま外出してしまい、電車の中で消し忘れに気づいても、電車の中から自宅のエアコンを消すことが出来ちゃうんです。
機能面はメーカーにもよりますが、スマホであれこれ管理している人にとっては便利な機能ですね。
エアコン選びで迷った時にチェックしたいポイント
省エネ機能
どのメーカーも最新モデルでは、フィルター自動掃除、エアコン内部のクリーン機能、センサー搭載などは標準装備になりつつあります。
使われている技術などはメーカーごとに違いますが、皆さんが見てパッと分かりやすいポイントの一つが「省エネ」です。
省エネラベルやカタログにどれくらい省エネなのか、どれくらいの消費電力なのかの目安があるので、事前に電気料金を計算する事も出来ます。
また、温度センサーで人の温度を感知する機能があれば、効率よく風を届けてくれるので、無駄に電気を使う事が少なくなるので、電気代削減に貢献してくれます。
快適さに関係する機能面
使ってみないと分からない部分がありますが、快適さにつながる機能は注目ポイントです。
多機能な除湿、夏は寒くなりすぎない風の流れ、冬はポカポカ快適な風の流れ、自分で設定しなくてもオートが優れている。
パッと見ではどのメーカーも推している機能が多いですが、「ジメジメが嫌だから除湿」「アレルギーに敏感だからクリーン機能」など、特にこだわりたい機能だけでも比較して探すと良いですね。
まとめ
エアコン機能の種類は、どのメーカーも似ていますが、比較してみてみるとどの機能にこだわっているのかが分かります。
安さで選ぶのも良いですが、長い時間過ごすリビングなどは、快適に過ごせる機能が豊富なエアコンをチェックしてみてはいかがでしょうか。