ホテルと言えば日常を忘れられるようなインテリアに加えて、使い心地の良いアイテムが魅力ですよね。
そんな使い心地の良いアイテムの中で必ず使うのが、普段家で使っているモノよりも使い心地の良いタオル類です。
ホテルのタオルは、ワンランク上の肌触りや吸水性などの魅力がありますよね。
今回は、ホテルの様な使い心地の良いタオルの特徴やポイントを紹介します。
ホテルにあるアイテムと言えば
持ち帰りOKで女性にも人気のアメニティグッズ、優しい間接照明、シンプルな家具、など色々ありますが、今回注目したのが「肌に触れるモノ」です。
肌に触れるモノはリネン類や部屋着がありますが、中でもタオル類はどれも肌に触れると心地よく機能性も高いんです。
毎日必ず使うと言っても過言ではないタオル類は、2人暮らしと言う1人より2人だからこそ、機能性の高いホテル仕様のタオルを使いたいものです。
取り入れたいホテル仕様のタオル
ハンドタオル
ホテルでのハンドタオルは、洗面台に置いてあることが多く、手を洗った後の手拭きとして使用して、使用後は使用済みの入れ物に入れます。
手を洗って拭くだけではありますが、ガサガサになっていると肌触りが悪く、さらに吸水性が悪いとぬぐいきれないまま何かを触ってしまう事になるので、しっかり拭き取れるのがメリットになります。
ただ、手を洗った後の手拭き目的であれば、タオル掛けに掛けるフェイスタオルをハンドタオルにすると言う選択肢も上がるので、ハンドタオルは2人暮らしで使用するにはちょっと贅沢な使い方になってしまいますね。
フェイスタオル
フェイスタオルは程よい大きさで、2人で使用するのであれば、手拭きから顔拭き、汗をぬぐうなど幅広く使えますよね。
手拭きとして使用するために一日に1回交換したり、顔を洗った後にしっかり拭き取る為に「吸水性」がポイントになってきます。
もらい物のフェイスタオルも万能ではありますが、ホテル仕様のフェイスタオルは吸水性や速乾性に優れているフェイスタオルもあるので、ハンドタオルとしても使用できますし、機能性が高いタオルと言えます。
バスタオル
ホテルのバスタオルは、大判でしっかり身体全体を拭くことが出来ますよね。
バスタオルに求められるのは、フェイスタオル以上に吸水性が良くしっかり拭ける事です。
ホテル仕様のバスタオルは、厚みのあるボリュームで大判のバスタオルが多く、吸水性が良いという事が大きな特徴になっています。
身体の水の量としては事は女性と男性で大きな差は無くても、髪の毛には差がありますよね。
髪の毛の長さやボリューム、質感などによって変わりますが、ロングヘアーの髪の水滴もしっかり吸水してくれると、ドライヤーで素早く乾かして髪の毛のケアに繋がります。
ホテル仕様のタオルを選ぶポイント
- 水滴を吸収しやすいのか「吸水性」
- 肌に触れる「肌触り」
- 厚みやサイズの「ボリューム」
- 早く乾きやすい「速乾性」
- 評判と品質が良い「ブランド」
この5つが私なりのポイントになります。使ってみないと分からない部分もありますが、タオルと言う使い道により、強みをアピールしているショップもあるので、十分選ぶ指標になります。
水分をしっかり取ってくれる吸水性
何よりも吸水性良い事をアピールしている商品が多いです。
もちろん吸水性が良いと言う理由があり、
- 通常のタオルより太い繊維を使用
- 毛足が長く吸い取ってくれる
- 毛足は短いが詰まっている
などの理由があります。
面白いのが毛足が長いければ吸水性が良いのではなくて、繊維の種類や量によっても変わるという事ですね。
吸水性にこだわりつつも毛足の長さの好みも選べるのは、男性と女性それぞれの好みで選べるのも良いですね。
心地よい肌触り
肌触りは吸水性と同じぐらい重要です。
吸水性抜群なんだけどゴワゴワで肌が赤くなってしまうバスタオル、なんてタオルは正直長く使えないですよね。きっと大きな雑巾になります(笑)
実はこの肌触りには、ふんわりとしっかりの2タイプがあるので、ホテル仕様のタオル=ふわふわと言うわけではありません。
ふんわりタイプはその名のとおり肌に触れるとふわふわ感が良く、しっかりタイプは硬いというよりもしっかりしたコシとか弾力と表現されています。
おそらく多くの方は「ふわふわのタオル」が良いかと思いますが、使い分ける方法としては、
- 夏場はしっかりタイプで、さっぱり肌触り
- 冬場はふんわりタイプで、温かい肌触り
と言った、季節によって肌触りを変えるのもポイントかなと私は思います。
ボリュームのある大きさ
フェイスタオルやバスタオルは安いタオルとホテル仕様のタオルでは、大きさや厚さのボリュームが違う場合があります。
このボリュームは、洗濯した後のふんわりした厚み、サイズの大きさといったボリュームになり、ボリュームのあるタオルがどんなメリットがあると言うと、吸収出来る範囲が大きい事ですね。
デメリットとしては、ボリュームのある大判のタオルになるので、バスタオルだと洗濯する場合にかさが増えてしまいます。
しかし、ボリュームのあるタオルは、身体の大きい汗をかきやすい男性や、ロングヘアーの女性のヘアドライに、そしてホテルの大判タオルが好きな2人には持って来いのタオルになります。
早く乾くことで干す時間を短く
速乾タオルではないので速乾性に優れているタオルと言うわけではありませんが、ホテル仕様のタオルの中には、速乾性があるタオルもあります。
早く乾くことは、
- 洗濯物が早く取り込める
- 早く乾く事でニオイの防止に
と言ったメリットがあります。
速乾性があるので何日も洗濯しないで使うのは、雑菌が増える原因にもなるのでオススメしませんが、乾きやすい事は洗濯物を干す時間が短くなりますし、部屋干しのニオイ防止にもなります。
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有名ブランド今治タオルの魅力
タオルのブランドメーカーは非常にたくさなりますが、日本だと「今治タオル」が有名で、非常に吸水性が良く肌触りが良い事で評判ですよね。
今治タオルは、ブランド認定のマークが使用されるほど、ブランドとして確立されており、製造メーカーも多くあるんです。
今治タオル製造のメーカーをいくつかピックアップしますと、
- 鮮やかなカラーの「コンテックス」
- ポップなデザインの「七福タオル」
- オーガニックコットン使用が中心の「IKEUCHI ORGANIC」
- 適度な厚さで柔らかい「田ノ窪タオル工業(株)」
- ホテルにも卸す老舗メーカー「正岡タオル」
などなど、メーカーによって白の無地だったり、ポップなデザインやカラーと言った、今治タオルが製造されて販売されています。
ひとくくりにされがちですが、製造メーカーによって厚手から薄手、デザインなどが違うので色々な選択肢があるタオルブランドですね。
色々なブランドがありますが、まずは今治タオルを見てみてはいかがでしょうか。
使い心地を良くするちょっとしたコツ
今使用しているタオルの交換時期
タオルには交換時期の目安があり、
- 買ったときよりも厚みが無くなった
- ほつれてきている
- 柔軟剤を入れてもガサガサした肌触り
などが交換時期の目安です。
交換時期になったタオルは、ホテル仕様のタオルに買い替えるチャンスです。
ホテル仕様のタオルが欲しいと言って、今使っているタオルを全て捨てるのは少し勿体ないので、劣化してきているタオルの買い替え時に交換しても良いでしょう。
ふわふわで吸水性を良くする為のコツ
ちょっとしたコツとしては洗濯にあります。コツは、
- 柔軟剤を使用しない
- 干す時はバサバサッと振る
- 日陰で干す
この3点です。
洗濯する時は、柔軟剤を使用しないで洗濯します。理由としては柔軟剤は柔らかくなるものの、界面活性剤により膜が出来てしまってどうしても吸収性が落ちてしまいます。
柔軟剤の種類によっては吸水性が落ちにくいモノをあるようですが、ホテル仕様の良いタオルは柔軟剤を使用しなくても、ふんわりした仕上がりになるのでどうしても香りが欲しい場合を除いて使用しないほうが良いでしょう。
干す前には、タオルの端を持ってバサバサ振る事でパイル(タオルの毛)が立ってふわふわに仕上がります。
干す場所は、日陰にする事で、強い日差しよりも繊維が硬くならないで干すことが出来ます。
ただし、風通しが良くないと生乾き臭くなってしまう可能性があるので注意が必要です。
まとめ
安いタオルでも拭くことが出来ますが、糸をたっぷり使用したこだわりのホテル仕様のタオルは、ホテルライクなアイテムだけでなく、タオルと言う機能面でも優れています。
ホテル使用のアイテムにあこがれている方は、毎日使うタオルをホテル仕様のタオルにして、お気に入りの一枚を見つけて下さいね。