暑くなりエアコンで寒いと思うほど冷えた部屋で過ごしていませんか?
エアコンは無理に我慢しないで使用し、快適な温度を保つ事は大切な事。
ですが、エアコンの風の涼しさだけでなく「涼しさを感じるモノ」も夏の暑さを軽減して快適にするコツだったりします。
今回は、カラダで体感できる涼しさを感じるモノを厳選して紹介します。
目で見て肌で感じる涼しさ
涼しさを感じるのは、冷たい風だけではなく、目で涼しさを感じたり肌で感じる事で、体感温度が下がったりもします。
冷たい風の物理的な涼しさではなく、身体に優しい涼しさもポイントなんですね。
やたらめったらお金を掛ける必要はないので、出来る事からやったり、2人の暮らしの中で合う事を取り入れてみましょう。
カラダで涼を感じる
聞こえると涼しい「音」
風鈴や、川のせせらぐ音、ザザーと言う海の音は、代表的な涼しさを感じる音です。
特に風鈴は昔ながらの涼しさを感じるアイテムで、通りかかった家からチリンチリンを聞こえてくると、どこかしら涼しさを感じます。
ひとつ注意点は、聞いて「涼しいなぁ」と思わない場合は涼を感じないと言う事です。
音を聞いて脳がうるさいと思ってしまう場合は涼しい音にならないとの事で、涼しさをイメージさせる事で涼しくなるんですね。
風鈴の場合は、音色が聞こえると風が吹いているイメージになり涼しく感じます。
川のせせらぎの場合は、音が聞こえるとキレイで冷たい水が流れているイメージで涼しく感じることが出来ます。
「私は涼しさを感じるけど、パートナーはうるさいみたいだ」と言う時は自分の部屋などに留めたほうが良いでしょう。
爽やかさのある「インテリア」
夏用のインテリアとして、ブルー系統のアイテムが多くなりますよね。
この寒色系の色合いは、涼しさを感じると言われており、寒色系に囲まれた部屋にいるだけで体感温度が2℃や3℃下がるとも言われています。
季節モノの色選びの代表的な選び方でもありますね。
見た目に涼しい「食器」
料理を盛り付ける食器を涼しさを感じるガラスや竹などの自然素材にするだけで、「おっ」と思うような涼しさがあります。
- 麺のつけダレの器
- かき氷の器
- 飲み物のグラス
- お刺身の皿
- サラダの器
- 取り皿
などなど冷たい料理や、冷たいモノが対象となります。
冷凍庫で冷やしておけば短時間ではありますが、持った時のひんやり感も素敵です。
いつもの何気ない食事で試してください。
アイテムで涼を感じる
涼しさを感じる「足元」
素足で過ごす方にとってフローリングの上を歩いたときのぺたぺた感は、汗かいてると感じ不快な気持ちにもなります。
そんな足元の敷物の涼しい素材には、い草や竹などがあります。
い草や竹などは、素材の持つ吸湿、放湿に優れているだけでなく、見た目や香りの日本人が感じる部分もポイントです。
珪藻土バスマットの様なすぐ乾く速乾マットも、風呂上りのマットには最適ですね。
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気化熱で涼しく「観葉植物」
部屋で気軽に育てられるのは観葉植物は、見た目で木陰をイメージさせるだけでなく、水蒸気を放出する蒸散作用によって、気化熱により熱を奪い涼しくしてくれるアイテムでもあります。
気化熱は期待していないで、デザイン性を兼ねたい場合は、ガラスと植物の涼しさが気軽に取り入れられるテラリウムセットがオススメです。
観葉植物は、あまり多く置いてしまうと逆に湿気が多くなってしまう事もありますのでご注意を。
涼しさのある「日よけ」で直射日光を避ける
- すだれ
- よしず
- 遮熱カーテン
- グリーンカーテン
- グリーンフェンス
と言った、窓からの直射日光を遮って部屋の温度が上がらない様に防ぐ日よけです。
今はやりでもあるグリーンカーテンは、すごい力があり岡山県倉敷市のホームページでは、グリーンカーテンを導入しただけで10度も温度が下がったと言う実績があります。
賃貸など住まいによって条件が変わってきて、夏を迎える前から準備が必要なので、手軽に出来るとは言えませんが、チャンスがあったら協力して挑戦してみてくださいね!
- ゴーヤ
- アサガオ
- ひょうたん
- へまち
- キュウリ
- パッションフルーツ
- ホップ
- など
ノドをしっかり潤してくれる「飲み物」
その場限りではなく「しっかり潤す」飲み物は、砂糖が使用されていない「水・お茶類」がメインですよね!
炭酸飲料などのあとをひく飲み物は、のどが潤うのもその場限りとなってしまうので、飲み続けるのは当分の摂りすぎもなってしまいます。
ただ、水だけだとお腹がタポタポしてしまいがちなので、炭酸水、緑茶、玄米茶、麦茶、ルイボスティーなどの、水分をしっかり補給しても糖分を取りすぎないドリンクがオススメです。
水出しならより涼しさが引き立ちますね!
お茶系が苦手な方は、さっぱりした飲み物が良いでしょう。
私は、さっぱり系だと柑橘系がオススメですね。
こだわりの「氷」
製氷機でガラガラっと出てくる氷は便利で良いのですが、時にはこだわった氷を使うと、美味しさに加えて溶けにくかったりもします。
特に透明感の高い氷、丸い特殊な氷、かちわり氷などは、くせがない美味しさで見た目にも涼しさを感じます。
ぜひ、氷が見える透明なグラスで、晩酌をしてみてくださいね。
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熱を下げてくれる「夏野菜」
夏野菜は、体温を下げてくれる効果があるので、麺ばかりになりがちな夜食に付け加えるだけで、涼を取り入れる事に繋がります。
代表的な夏野菜は、
- キュウリ
- トマト
- ナス
- スイカ
- ゴーヤ
- トウモロコシ
- 枝豆
などあります。
特に体の熱を発散してくれる夏野菜は、ナス、キュウリ、スイカのウリ科の野菜や、トマトの様に水分が多い野菜は体をクールダウンしてくれます。
旬になっている野菜は収穫量が多く安いので、お財布に優しく、カロチンやビタミンが多いので、食欲が無くバテてしまう夏には持って来いの野菜です。
ただし、妊婦の方、妊活中の方、冷え性の方は、身体の内部を冷やしてしまうので注意が必要です。
- 水分が多いみずみずしい夏野菜
- ウリ科はカリウムによる利尿作用で一緒に熱を放熱
- 妊婦、妊活中、冷え性の方は摂りすぎ注意
まとめ
旬のモノは売れ筋なだけでなく、季節に応じた理由がある事が多いです。
頑固にエアコンを使用しない事はオススメしませんが、味覚や音、目で見るなど身体で涼しさを感じることは体感温度を下げ、リラックスにも繋がります。
まずは自分が好きな事、パートナーが喜ぶ事、そして、2人が好きな事、出来る事から取り入れて下さいね。