ふわふわな絶品かき氷を楽しむ「かき氷機の選び方」と「氷の作り方」

かき氷の暖簾

夏の代表的な冷たい食べ物と言えばかき氷ですよね。

今では削った氷にシロップをかけた昔ながらの「シャリシャリのかき氷」だけでなく、味付きの氷を削りフルーツや独自の氷みつをかけた「ふわふわの台湾かき氷」が登場し大人気になっています。

そんな夏の風物詩のかき氷ですが、今回は、ふわふわのかき氷を家で楽しむ為の「かき氷機の選び方」そして「美味しい氷」の作り方を紹介します。

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ふわふわのかき氷にするには

結論を言いますと氷を細かく削れることが「ふわふわ」になるポイントになります。

シャリシャリしたかき氷は氷をガリガリ削るイメージがありますが、ふわふわのかき氷は、氷の表面を刃が氷の表面を薄く削っていくそんなイメージになります。

それでは、何をポイントに置けばふわふわのかき氷が出来上がるのか解説します。

より美味しく作れるかき氷機の選び方

かき氷機

刃の高さが調整できる

ふわふわのかき氷を作る要となるポイントです。

氷を削る刃は、氷の削れ方や粗さに関係してくるんですね。刃を少し出すことで、氷が薄く削れて、氷の粒が細かくふわふわのかき氷が出来上がります。

その為、ふわふわなかき氷には、刃の高さ、出ぐあいを調整出来て、出来る限り氷を薄く削れるかき氷機を選びましょう。

また、刃の高さ調整が出来る事でふわふわからシャリシャリまで楽しめるので、パートナーと好みが違っても削れ具合を変えて味わえますし、食感の違いも楽しめます。

ココがポイント
  • 刃を少し出すと、薄く削れふわふわに
  • 刃を多く出すと、厚く削れシャリシャリに

手動と電動のどちらを選ぶべきか

手動は手で回して氷を削る、電動はスイッチ一つで氷を削る事が出来ると言う事で、圧倒的に電動が良いだろうと思いきや、それぞれメリットデメリットなどの特徴がありますね。

デザイン性はレトロ感のあるかき氷機や、家電っぽい物まであるので選べますが、特にメンテナンス性に違いがあり、手動の方が気軽に丸洗い出来ます。

また、スイーツ店に言ってかき氷を3杯食べるような方にとっては、手動で削るのは煩わしい部分がありますので、2人暮らし多く食べる方や気軽に削りたい方は電動が良いでしょう。

私としては、ラクしたい派なので新しく買うなら電動を選びます(笑)

手動のかき氷機
  • 薄く削るにはハンドルを回す回数が多い
  • 量を多く削るにはハンドルを回す回数が多い
  • 家電ではないので丸洗い可能
  • 電源が必要ないので持ち運びok
電動のかき氷機
  • スイッチで簡単に削れる
  • 量が多くてもラク
  • 家電なので丸洗いは出来ない
  • 電源が必要になる

プロ用と家庭用の違いは「刃」

今ではネットでもプロ用のかき氷機も買う事が出来ますが、何が違うかと言うと、大きな違いは「氷を削る刃」なんですね。

特に昔ながらの形をしたかき氷機は、替え刃も売られていますし、自分で研ぐ事が出来るほどの立派な刃が使われている事もあります。

ただし、プロ用は家庭用に比べて圧倒的に価格が高く、へたすると家庭用の電動かき氷機の10台分の値段なんて事もあります。

替え刃も家庭用のかき氷機1台変える場合もありますので、1年中かき氷を食べる方や刃にこだわりを持つ方以外は、家庭で購入するのは微妙と言えるでしょう。

ココがポイント
  • 刃が大きい
  • 替え刃の販売が行われている
  • 刃を自分で研ぐことが出来る
  • 業務用のブロックアイスが使用できる
  • 価格が高い
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おいしい氷の作り方

キレイな氷

水にこだわる

水道水で凍らした氷は白くなっている事ありますよね?この白くなる原因としては、不純物と空気が原因と言われており、取り除ければ透明な氷が家庭でもできます。

簡単な方法としては、一度水を沸騰させてカルキなどの不純物を取り除いてから凍らせる、ミネラルウォーターであれば金属イオンが少ない軟水を選ぶ事で、専門店ほどではないにしろ透明な氷になります。

氷にこだわるお店なんかは、完全に不純物を取り除いた、無味無臭の純氷(じゅんぴょう)という氷を使用するそうです。

ココがポイント
  • 水道水は一度沸騰させる
  • 浄水器を通した水道水を使用する
  • 軟水のミネラルウォーターを使用する
  • 軟水のウォーターサーバーを使用する
  • 理想は純氷

凍らせ方にこだわる

せっかくいい水を使用するなら凍らせ方にもこだわろうという事ですね。水道水ならカルキ、ミネラルウォーターならミネラルなどが白くなる原因となります。

透明度の高い氷は、不純物が少なく溶けにくい氷になり、シロップの味のジャマにならず、溶けた時の鉄っぽい様な味を減らすことにも繋がります。

冷凍庫に何もなければ、冷蔵室の温度を弱にしてじっくり凍らせることで空気が外に逃げて透明になり、不純物の無い部分から凍り始めるので、周りが凍り始めたら中の水を一度捨てることでより透明な氷を作る事が出来ます。

※凍らせ方は、水にこだわるポイントと同時に行ってくださいませ。

ココがポイント
  • 不純物は出来る限り取り除く
  • 冷凍庫の温度は「弱」で凍らせる
  • 半氷の状態で水を交換する

ブロックアイスを使用するので製氷皿などは使用しませんが、手軽な方法は、下記サイトを参照くださいませ。

参考 自由研究“氷のふしぎ”ふしぎ3|アサヒ飲料

ブロックアイスを使用する

ブロックアイスは、大きな塊で一定に削れるので、氷の破片が出る事が少ないです。

製氷機で出来る氷に対応しているかき氷機もありますが、どうしても氷の破片は出てきてしまうので、ブロックアイスに対応している場合は、付属のケースでブロックアイスを作って、かき氷として削りましょう。

透明で不純物の少ないブロックアイスであれば、より美味しいかき氷になりますね♪

ココがポイント
  • 氷の破片が少ない
  • 一定の厚さで削れる

冷凍庫から出して柔らかくする

冷凍庫から出したての氷はカチカチで、すぐにかき氷機で削ってしまうと刃を痛める原因になり、ジャリジャリ食感のかき氷になってしまいます。

柔らかい氷と表現されますが、表面の霜が無くなるぐらいが目安となっています。

屋台のかき氷などで氷が溶けているように見えますが、実は美味しくなる頃合いだったりもするんですね。

ココがポイント
  • 霜が取れるまで放置する
  • すぐに削ると、かき氷機の刃を痛める
  • すぐに削ると、ジャリジャリ食感になる

食べる直前までこだわる

陶器の器とスプーン

かき氷の器・スプーン・シロップを冷やしておく

料理の基本的な部分でもありますね!

ここまでかき氷機と氷にこだわったのに、常温の器では台無しです。

かき氷の器とスプーンは冷凍庫で冷やし、シロップは冷蔵庫へ入れておきましょう。

たったこれだけですが、特に陶器の器だとひんやりが続きますし、一口目のインパクトが変わってきますのでぜひ冷やしておいてくださいね。

まとめ

かき氷は一昔前よりは大分変わったと言えますよね。昔ながらのシロップや、フルーツを凍らせて氷代わりにしたり、台湾風のかき氷にしたりとバリエーションが豊富にあります。

家で美味しいかき氷を満喫できるかき氷機を使用すれば、外で頻繁に食べるよりもお財布に優しく満足出来る様になります。

かき氷が好きなお2人、ぜひ美味しいかき氷を作れるかき氷機を選んでくださいね。

ふわっふわなかき氷、食べ過ぎにはご注意を。

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