登場からとても人気のある通称「着る毛布」は、今では冬の定番あったかアイテムの一つになっています。
着る毛布の先駆けとなった「Groony(グルーニー)」を初め、今では色々なブランドが登場していてデザインや機能面など選択肢も増えました。
寒くなってきた時期にあれこれ服を購入するよりも、着る毛布一枚でかなり暖気対策になるのです。
そんな着る毛布は、リーズナブルな価格ながら暖かいと評判がすごく良いですが、実際着て過ごしてみるとちょっとしたクセと言う物もあります。
今回は、より使いやすくする為の着る毛布のメリットとデメリットを紹介します。
着る毛布とは
着る毛布は、主にマイクロファイバーで出来たルームウェアの事で、毛布を着ているかのような暖かさがあります。
代表的な着る毛布の1つのGroony(グルーニー)は、「冬の部屋着はこれ一枚で」と言うコンセプトの名に恥じない暖かさの、毛布をガウンの様に羽織るルームウェアになっています。
また今では、寒くなる秋冬の時期には販売数も増えていて、色々な種類の着る毛布が販売されていて、非常に選択肢も増えています。
ただ、いくら人気で評価が良くても、実際に着て過ごしてみるとメリットデメリットが出てきます。
良い商品だとは思いますが、選択肢が増えたからこそメリットとデメリットを知って、自分に合う着る毛布を選んでいきましょう。
着る毛布のメリットとデメリット
メリット
着る毛布を着ると、着てすぐに暖かいのがメリットです。それぐらい暖かさに優れているんですよね。
もちろん種類によっては差があると思いますが、マイクロファイバーの着る毛布ならすぐに暖かさを実感できると思います。
また、着ていても非常に軽いのがマイクロファイバーの着る毛布のメリットですね。
秋の終わりや春先の寒暖差の激しい季節には、暖房機器を使わないで着る毛布で気軽に寒さ対策が出来ます。
また、2人暮らしの場合、女性の方は寒い、男性の方は暑いと言った場合でも、暖房機器に頼ることなく、意見がぶつかる事もなく着る毛布で一人だけ暖かく調整する事も出来ます。
着る毛布のメリットは、軽くて暖かい事が最大のメリットですね。
デメリット
着る毛布を着たまま何かをするのは動きにくいのがデメリットになります。
と言うのもモコモコしている着る毛布が多く身体に密着しないので、どうしても動きずらくなってしまいます。
そして、丈の長さもロングタイプだと着たまま歩くのは出来ても、掃除などの家事はしにくいです。
着たまま動くことは出来ても、着たままなんでも出来る訳ではないんですよね。
もし動きやすくするなら、丈が短いショートタイプなら歩きやすくなりますが、腕回りはどうしても緩くなります。
ですので、脱ぎやす着やすいタイプの着る毛布を選んだり、腕まくりをしてシュシュなどで固定したりするなどの工夫が必要になります。
着る毛布のポイント
着たままでも「できる事、やれる事」
- パソコン作業
- 読書をする
- ソファでくつろぐ
- 飲み物を取りに行く
- 掃除機をかける
- 映画、テレビを見る
- チェアに腰掛ける
- お昼寝
など、くつろぐ場面やあまり動かない事であれば、着る毛布を着たままでも問題なくできます。
私は、パソコン作業なんかにはもってこいの暖気対策だと思います。
起きてからも何かにくるまっている方や、布団にこもりっきりになってしまう事もなくなります。
また、こたつとの相性も良く、足部分はコタツで温めて、上半身は着る毛布で暖かくできます。
こたつとの組み合わせならショートタイプの着る毛布が相性が良いですね。
着たままでは「やりにくい事」
- 料理をする
- 食器を洗う
- 洗濯物を外に干しに行く
- トイレに行く
- お風呂掃除
- 掃除機を掛ける
- 水を使用する場面
など動いて作業をする事は不向きです。
特に着る毛布を着たまま料理するのは、火を使う場面では引火する可能性もありますし、袖部分がゆったりしている事もあって包丁は使いづらいです。
また、水を使う場所では、緩い袖が邪魔になってしまいます。
出来る限り着ておきたい場合は、ショートタイプの着る毛布で歩きやすくして、腕まくりをすればある程度やりやすくなりますね。
着る毛布を選ぶポイント
- 暖かさ
- 丈の長さ
- 着やすく脱ぎやすい
この3点は見て欲しいチェックポイントです。
暖かさについては実際に着ないと分かりませんが、レビューを見ると選ぶ指標になります。
丈の長さは、「なるべく着て動きたい場合は、丈を短く」「くつろぐ場面での使用なら、丈を長く」がポイントになります。
小柄な女性でロングタイプを選ぶと引きずるほど長くなってしまったりしますので、着たまま家事をしたい場合は、丈の長さは足が出ても良いショートタイプにしましょう。
また、種類が増えた事で、ガウンタイプ、ポンチョタイプ、ルームウェアタイプなど色々な着かたが出来るようになりました。
ですので、自分が着やすいタイプを選ぶとより便利で使いやすくなります。
まとめ
着る毛布は、私の必需品になっています。
あれこれ着こむよりもラクですし何より暖かくリーズナブルな価格がお気に入りでもあります。
メリットとデメリットを見比べてライフスタイルに合わせて、暖気対策のアイテム候補として選んでみて下さいね。