床の敷物は、カーペットやラグマットなど色々なマットがありますよね。
そんなマットの種類の一つに、パズルのように組み合わせて使うジョイントマットと言うマットがあります。
ジョイントマットは、赤ちゃん、小さいお子様、ペットのいる住まいで活躍するマットの一つです。
もちろん大人だけの住まいでも使えるマットですが、ちょっとしたクセがあるマットなんです。
今回は、ジョイントマットのメリットとデメリットを見た選び方を紹介します。
ジョイントマットとは
ジョイントマットとは、四角のマットをつなぎ合わせて一枚のマットにするマットの種類です。
カーペットやラグマットよりもクッション性があるのが特徴で、シャギー、木目調、カーペットと種類も豊富にあります。
そんなジョイントマットですが、謳い文句のメリットが非常に目立ちます。
一枚一枚が小さいのでパッと買ってしまいそうですが、メリットだけでなくデメリットを知って、使い道を考えてから購入しましょう。
ジョイントマットのメリットデメリット
メリット
- 防音
- 防寒
- キズ対策
- カット出来る
- 部分的に外せる
ジョイントマットの他のマットよりも目立つ大きなメリットが、防音ですね。
一般的なジョイントマットは、カーペットやラグマットよりも柔軟性のあるマットになっているので、クッションの様にへこみます。
特に賃貸で気になる下の階への音対策で力を発揮するマットの一つです。
また、カーペットやラグマットはカットしてサイズを合わせにくいですが、ジョイントマットをカットして、部屋の形に合わせられることも強みの一つですね。
デメリット
- 水分がこぼれると隙間に入る
- 細かいゴミが隙間に入ってしまう
- ポップな床になっちゃう
- 部分的に使うと滑る種類もある
ジョイントマットのデメリットは、ずばり掃除に関する事です。
ジョイントマットはつなぎ合わせるので、どうしてもつなぎ目が出来てしまいます。
お茶などの飲み物をこぼしてしまうと隙間に流れ込んでしまい、ジョイントマットをばらして拭き掃除しなくてはいけません。
また、ホコリや髪の毛なども目に見えなくても入り込むでしょう。
水をこぼしても敷きっぱなしにしてしまうと、カビやフローリングが傷む可能性もあるので注意が必要です。
部分的に外して掃除も出来ますが、隙間から入り込むと言うデメリットは覚えておいてくださいね。
他のマットと比べた場合どれを選ぶ?
掃除を考えて選ぶ
ジョイントマットは他のマットと比べると掃除の点で劣ってしまいます。
カーペットやラグマットは一枚のマットなので隙間が無いですが、ジョイントマットはつなぎ目があるので、繋ぎ目から水分が浸透したり、ホコリが落ちてしまいがちです。
ですが、悪い事ばかりではなく部分的に外して掃除したり交換する事も出来ます。
部屋に敷き詰めるとなると基本的に敷きっぱなしになるので、掃除のしやすさは重要なポイントになってくるでしょう。
もし、掃除を重視したい場合は、洗濯出来るユニットラグと言う選択肢もあります。
使う場所と使い勝手で選ぶ
マット関係は、使う場所によって種類が分かれますよね。
例えば、キッチンならサイズも小さめなので、気軽に洗濯出来るキッチンマットのほうが良いです。
食事をした食べ物や飲み物がこぼれやすいダイニングなら、掃除のしやすいフローリングマットの方が良かったりもします。
ジョイントマットは、色々な場所に敷くことは出来ますが、気軽さで考えると他のマットの方が使い勝手が良かったりもします。
ではどこで使うかなのですが、クッション性が大きいので下の階への音が気になる場所では、防音対策のマットの一つになります。
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まとめ
ジョイントマットの謳い文句として「汚れた部分だけ外せるので」と言う言葉があります。
ですが、小さいマットなら丸洗いも出来るので、ジョイントマットよりも使い勝手が良くなることもあります。
小さいお子様が転倒した時のクッションとして使われますが、大人の住まいで使う場合は、他のマットと比べて、使う場所に適しているか見比べて選んでくださいね。