キッチンは、掃除するのが大変な場所の一つですよね。
水回りでいくら掃除しやすいとしても、油汚れ、水あか、ヌメリなど色々な汚れが付着してしまいます。
そんな色々な汚れが集まるキッチンは、工夫をすると汚れが付きにくくなったり、掃除の手間を劇的に減らすことが出来ます。
今回は、キッチンが汚れないようにする為にピックアップした、汚れを減らして掃除を減らす為の8つのアイディアを紹介します。
キッチンの汚れを溜めないコツ
キッチンの汚れは、溜めれば溜めるほど落ちにくくなったり、見るのも嫌な汚れになってしまいがちです。
ですので、毎日掃除する習慣を付けるのが汚れを溜めないコツだったりします。
とは言っても、毎日掃除しよう!という気合の入れ方ではなく、流れで掃除すると慣れてくるかと思います。
- 食器を洗ったらシンク全体を洗う、シンクを洗ったら排水口関係も洗ってシンク内で乾かしておく。
- 炒め物をしたら、フライパンだけでなく五徳を外して洗い、冷えたらガスコンロをサッと拭く。
- 天ぷらをしたら、ガス台だけでなく壁も一緒に拭く。
と言った事だけでもかなりスッキリすると思います。
この時、より掃除を減らすとすれば雑巾などを使わないで、使い捨て出来る不織布ダスターを使うと後片付けが楽です。
さらに、掃除の終わりにアルコールスプレーをシュッとしておけば、気分的にもより清潔感が生まれますね。
キッチンの掃除を減らす8つのアイディア
使わない五徳などは外しておく
天ぷら、炒め物、吹きこぼれそうな煮物などを作る時は、使っていない五徳を外して汚れないようにします。
IHクッキングヒーターが掃除しやすい様に、ガスコンロも天板がフラットであるほど、汚れても掃除しやすくなります。
コンロの上にヤカン置き場などになっている場合は、料理の時だけでも物が無いようにしたいですね。
油はね防止グッズを使う
五徳を外すのに手間がかかると思ったり、外すと汚れてしまうグリルの排気口カバーなどの場合は、油はね防止グッズを使うと細かい部分が汚れにくくなります。
ビルトインタイプのコンロに便利な排気口カバーや、アルミで壁を作れるレンジガードなどがあります。
シンプルな構造ですが、油はねがはねやすい料理には効果的な方法ですね。
排水口関係の部品を減らす
以前の記事のキッチンシンク「臭い・汚れ・雑菌」を減らすでも紹介した方法です。
黒いゴムなどの排水口の蓋、ゴミを受け止める水切りネットの2つを無くします。
すべて外したら、ザルのような浅いゴミ受けにするだけで汚れが溜まりにくくなりますし、ゴミ受けザルを毎日掃除して乾かしておけば、ヌメリも付きにくくなります。
さらに、アルミホイルを丸めておいておけば、銀の効果でヌメリ防止効果があります。
参考 キッチンシンクの嫌な「臭い・汚れ・雑菌」を減らす4つのステップ
シンクの中は空っぽにする
シンクの中で使う、洗い桶、三角コーナーは使わないようにします。
洗い桶は、大皿になったとたんに浸けられませんし、洗い桶が無いとしても、食器の汚れサッと流しながら水を貯めておけば、洗い桶に付けるのとあまり変わりません。
また、三角コーナーはゴミを溜めてしまう場所になり、放置するとヌメリ、ニオイ、コバエの原因でもあります。
両方無くして洗い物が終わったらシンク内を掃除すれば、余計な物を掃除する手間が減ります。
関連 実は要らないキッチン用品!?洗い桶無しで食器を洗いやすくするコツ
水切りは無くすか片付ける
水きりは、お湯で食器を洗って水切りをすると、サッと水が引いて乾きやすくなって後片付けも楽になります。
ただし、水切りが食器置き場になってしまう事もありますよね。
これが2階建ての水きりだと、小さい食器棚になってしまう事もあります。
水きりが食器置き場になると、水きりに水垢が溜まりますし、ずっと置きっぱなしになってしまうと裏側の掃除もしにくいです。
水切りは使わないようにしたり、使ったら片付けできるようなタイプなどを選んで見るのも手ですね。
関連 便利だけどジャマ!キッチンの広さで使い分ける食器の水切り
出来る限り隙間を無くす
作業スペース部分の繋ぎ目、置き型のコンロと壁の間、キッチン回りの壁の隙間など、どこかしらに隙間があったりします。
こんな隙間は、掃除しにくい場所、掃除できない所の汚れになるので非常に厄介ですよね。
そんな隙間は、アルミテープを貼って隙間をふさいだり、キッチン用のシーリング材で隙間を埋めたり、コンロの隙間に置くラクを併用してもいいですね。
隙間を無くす目的は、水が入らない様にして掃除できない場所の汚れやカビを防いだり、野菜くずがコロンと落ちていくのを防ぐのが目的です。
ビルトインコンロの埋め込まれたコンロや、新しいシステムキッチンなら隙間は少ないと思いますので、主に古いタイプのキッチンが対象ですね。
壁掛け収納を減らす
キッチンの壁掛け収納と言えば、料理好きな方には無くてはならない収納方法ですよね。
ただ、壁掛け収納にはデメリットがあります。
キッチン用品が油まみれになる、キッチン用品の形に壁が汚れる、使わないキッチン用品は油を吸ったホコリが固まってしまうと言った事になりがちです。
壁掛け収納は無しが理想ですが、使い勝手が悪いとストレスになってしまいます。
ですので、よく使うキッチン用品だけ壁掛け収納にすれば、使うたびに洗うので汚れにくくなります。
コンロ回りに置く調味料を減らす
調味料をコンロ回りに置くとどうしても油まみれになるので、調味料入れの拭き掃除が必要になります。
とは言え、調味料が全く出ていないと料理がしにくいので、良く使う調味料だけ出します。
サラダ油、ごま油、塩、コショウ、しょうゆと言ったサッと使える調味料などですね。
もし振り返って手が届くのであれば、キッチンワゴンや低いタイプの食器棚に置けばコンロから離れた場所で保管できます。
新しいシステムキッチンなら、引き出し収納にして使う時だけ出せば汚れにくくなりますね。
まとめ
キッチンを汚さないように使うには難しいです。
汚れないように掃除をするだけでなく、汚れる箇所を少なくしたり掃除をしやすくするとグッと掃除の手間も減ります。
色々な便利な物がありますが、ストレスにならないよ程度にモノを減らして、汚れにくく掃掃除しやすくしてみてくださいね。