キッチン用品の中で、水切りと同じくジャマになってしまうアイテムに洗い桶があります。
洗い桶は使い終わった食器を浸けておく為に使っている人も多いでしょう。
ですが、洗い桶ってキッチン用品の中でも中途半端だったり使い勝手が悪いんですよね。
今回は、キッチンで洗い桶を使わない方向で食器を洗いやすくするコツを紹介します。
洗い桶を使う理由
洗い桶を使う理由は、一時的に食器を水に浸けて汚れを落としやすくするため、ですよね。
洗いやすくするシンプルな目的で便利そうに見えますが、置く場所がシンク内に限られてしまいます。
ですがシンク内を洗い桶が占領してしまうので、2人暮らしのキッチンの広さであっても買う前によく検討したいキッチン用品なんですよね。
それでは、メリットとデメリットを見てみましょう。
洗い桶のメリットとデメリット
メリット
- 食器の汚れを浮かせられる
- 汚れが落ちやすくなり洗いやすい
- ボウルの様に使う事も出来る
- 野菜の泥落としなどにも使いやすい
食器の汚れがカピカピにならない様にする事が主な目的です。
他にも「桶」なので、キッチン用品の漂白をしたり、大掃除で浸け置きの入れ物としても使えます。
安定感があり大きい入れ物なので、ジャガイモの泥落としや、里芋のヌメリ取り、アク抜きなどにも使いやすいですね。
デメリット
- シンク内に置くので狭くなる
- パッと片付けられるサイズではない
- 油を流さないと食器が油まみれになる
- 食器を浸けて放置する可能性もある
- そんなに食器が入らない
基本シンク内で使うので料理中は邪魔になりやすいですし、大きな鍋やフライパンなどを洗う時にジャマになっちゃうんですよね。
また、ボウルの様に重ねて片付けにくいですし、食器を水に浸けておくと言うメリットが、付けっぱなしで放置すると言うデメリットにもなりかねません。
そして、洗い桶に食器を浸けきることが出来ない事もあるので、中途半端だと思っています。
洗い桶無しで洗いやすくするコツ
汚れた食器を重ねない
料亭などのマナーで食器を重ねないなんて聞いたことありませんか?
漆塗りなど良い食器にキズが付かないようにする、洗う手順が変わらない様に、などの理由が挙げられていますが、汚れが移らない様にすると言う意味もあります。
重ねることで洗う範囲が広がってしまうので、食べた人に片付けてもらう、トレーを使って運ぶなどの工夫をしましょう。
とは言え、重ねないと効率が悪くなるので、油汚れがひどいお皿だけでも重ねないでおくと、食器を洗うのにひと手間減らすことが出来ます。
シンク内に入れる時にサッと汚れを洗い流す
食事が終わって食器を運ぶときに、シンク内にそのまま入れるのではなく、一皿ずつサッと汚れを洗い流しておきます。
表面上の汚れだけでもサッと流しておけば、他の食器に汚れが付きにくくなります。
洗剤の量も少なくできるので、シンク内に食器を入れる時は、一皿ずつ汚れをサッと洗い流しておきましょう。
食器一つずつに水を貯める
食器一つずつに水を貯めるのは有力な方法の一つです。
洗い桶が無ければシンク内を広々使えるので、シンク内にお皿を広げて一枚ずつに水を貯めて浸け置きします。
お皿が多い場合は、大きいお皿に重ねても良いので、出来る限り水に浸かっている状態にしましょう。
乾いてしまうと洗いにくくなるので、水に浸かって濡れているようにする事がポイントです。
サラダボウルなどに水を貯め浸ける
サラダボウルなどの大きいお皿に水を張って、その中に食器を入れます。
入れられるお皿の量は限られていますが、平たい深皿は結構使いやすいです。
ガチャガチャ入れると食器が割れてしまう可能性もあるので、優しく入れて無理に入れない様にして下さいね。
まとめ
洗い桶は、食器を水に浸けておくと言う部分で見ると、それほど必要なキッチン用品ではないと思っています。
洗い桶がジャマだと思っている方、洗い桶を買おうとしている方、無理に洗い桶を買う必要はありません。
シンクがそこまで大きくない方は、ぜひ今回のコツとあわせて洗い桶を使うか使わないか検討して、より広々とシンクを使えるようにしてみてくださいね。