柔らかい座面はNG!腰痛の負担を減らすソファ選び9個のポイント

ぎっくり腰

腰痛持ちでソファを選ぶ場合、柔らかい座面はNGと言われています。

なぜかというと単純にソファに身体が沈み込んでしまうからですね。

ソファに身体が沈み込むので身体の体勢が崩れて、骨盤がCの形になる事で腰痛を引き起こしたり、ぎっくり腰になったりします。

今回は、腰痛の負担を減らすソファを選ぶ為の9個のポイントを紹介します。

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腰痛に良い体勢を知る

ずばり、腰痛に良い体勢は姿勢を正して立っている状態です。

立っている状態の背骨は、S字になっていて、下半身全体で支えて立っているので、負担が少ない状態です。

ソファに座ることで、猫背になると背骨がC字の形になり内臓を圧迫するだけでなく、骨盤周りの筋肉が負荷のかかる状態になります。

筋肉が固まってしまうと腰痛になったり立ちあがったときにぎっくり腰を引き起こすという事に繋がります。

腰への負担が少なく座れるソファ

  • 姿勢を正している状態で座れる
  • 立った時のS字のラインで座れる

を意識しましょう。

ソファに座った時にS字の姿勢がキープできる事がポイントです。

ちょっと難しいですが、座った時にくの字にになったり、奥行きが広くて姿勢が悪くなってしまうと、腰に負担がかかりがちになってしまいます。

それでは具体的なポイントを見ていきましょう。

腰痛の負担を減らすソファ本体の特徴

ポイント① 柔らかいソファは避ける

柔らかい座面のソファは、包まれるようで気持ちよいですが腰に負担がかかるので、腰痛の人には不向きです。

柔らかいソファが気持ちよいのは瞬間的なんですよね。

柔らかい座面は、身体が沈み込むので姿勢も悪くなり、立ち上がる時にも沈み込んでいる身体を起こすので、筋肉に負荷がかかります。

柔らかい座面のソファは長く座るほど腰に負担がかかるので、身体が沈んでしまうソファは避けましょう。

ポイント② 硬すぎるソファも負荷がかかる

柔らかいソファが駄目なら座面が硬ければOKという訳でもありません。

座面が硬い事で、クッションが反発する力が強いので、体圧が分散されずに腰に余計負荷が掛かります

カッチカチに硬いよりもちょっと硬いかな程度が目安になります。

極端な話ですが、木製ベンチに座り続けると、腰が痛くなった経験がある方もいるのではないでしょうか。

実際に日常的に使ってみないと難しいですが、硬すぎる場合は長い座布団などを敷いて硬さを調整しても良いですね。

ポイント③ 人間工学に基づいたソファ

人間工学とは、幅広く意味がありますが、家具で言うと「人が自然な形で使える家具を作る事に活かす学問の事」になります。

有名なソファで言うと国産メーカーのカリモクが有名ですね。

人間工学と聞くと堅苦しいですが、ソファの背もたれが平らで無いと言う特徴があります。

種類は多くありませんが、座るチャンスがあれば座ってみて、負担がかからない座り心地のヒントになると思います。

ポイント④ 低いソファは座りづらく立ちづらい

高さの低いソファのローソファやフロアソファは、は視覚的に圧迫感のないソファですが、低い場所に座る時と足を曲げて座れないので、立ち上がる時に身体に負荷がかかります。

ちょうどよい高さとしては、身長の4分の1とは言われていますが、腰の位置は人それぞれなので、座る時にスッと座れて立ち上がる時にスッと立てる高さがベストな高さです。

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腰に負担がかからず座れるポイント

ポイント⑤ 座った時の背もたれ側の隙間

実際にソファを座った時のポイントは、隙間になります。

背中と、腰、お尻部分に隙間がある場合は、体のラインにフィットしていないので、腰に負担がかかるソファと言えます。

注意点は柔らかい座面でフィットするのではなく、姿勢を正して出来る限りS字ラインでフィットする事が大切です。

ある程度はクッションで調整が出来ますが、クッションを使わない方が快適なので違和感がないかをチェックしましょう。

ポイント⑥ 半端な奥行きのあるソファは避ける

奥行きのあるソファは、普通に座って利用するのではなく、ソファの上で過ごすというスタイルになります。

その為、奥行きが長いとしっかり深く腰掛けられない事になります。

深く腰を掛けられないと、腰に負荷がかかるだけでなく、太ももや足も自然な形で座る事が出来なくなります。

中途半端に奥行きがあるソファを選ぶなら、コーナーソファやカウチソファの方が足を延ばせて深く座れゆったり過ごせます。

子供が足を延ばして座っているイメージですね。

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ポイント⑦ 背筋を伸ばし姿勢よく座れる

立っている時に、背筋を伸ばしてS字ラインを意識し、座った時に身体のラインがS字のまま座れると、姿勢を正して座れるソファになります。

ヘッドレストなどがあると、背筋を伸ばして座れなかったり、柔らかすぎるソファも体がCの字になって背筋を伸ばして座る事が出来ません。

社交ダンスの先生ほどの姿勢を伸ばすほどではないですが、苦しくない程度に背筋が伸ばして座れると負担が減ります。

ポイント⑧ 出来る限りソファに座る

腰痛の方は、腰痛知らずの方に比べて座面の硬さにシビアになります。

その為、硬めが良くても硬すぎる場合は身体を傷めることにもなるので、より身体にフィットするソファを探すためにも実際に座って確かめましょう。

ネットで買うのはラクですが、腰痛持ちの人は出来る限り実店舗で座ってから買うようにしましょう。

ポイント⑨ 買った後の座り方も大切

いくらフィットするソファを探しても、同じ体勢で座り続けると腰に負荷が掛かってきます

その為、長時間同じ体勢で座るのではなく、体勢を変えたりして筋肉が固まらないようにすることも大切です。

体勢を変えるときは急に筋肉を延ばさないようゆっくり体勢を変えましょう。

急に動かすとピキッとなった経験がある方は要注意ですよ!

まとめ

腰痛にやさしいソファを選んでも腰痛の改善には繋がりませんので、腰痛がひどい方はまず病院で診てもらいましょう。

また腰痛の方は、ソファにこだわらず椅子に座る事も大切です。

ソファも椅子も、負荷がかかる→疲れる→痛みに変わるという事を頭に入れて、正しい姿勢を保ったまま座れて、身体をサポートしてくれるソファを探してくださいね。

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