皆さんは、マットとラグとカーペット、それぞれの違い分かりますか?
基本的には、大きさによって名前が変わるのですが、それぞれ使用目的が変わってきます。
マットとラグとカーペットを選ぶ時には、違いだけでなく、それぞれの使用目的に応じて使い分けると便利だったりするんです。
敷き物としてのサイズが変わる
- 洗面所や脱衣所などの下に敷く、1畳以下の一部分に敷く物を「マット(小)」
- ダイニングテーブルの下に敷く、3畳程度の大きさの敷き物を「ラグ(中)」
- 部屋全体に敷きつめる敷物を「カーペット(大)」
と言うような分かれ方になります。
マットはピンポイントで敷く、ラグは床の一部分に敷く、カーペットは床全体に敷く、と言ったシンプルな違いだけなんです。
明確な決まりはないので、部屋の一部に使用するか、全体に使用するのかの違いですね。
マット、ラグ、カーペットの大きさとしての呼び方だけでなく、それぞれ使用する目的や、特徴があるので、使う場所によって選ぶと使いやすくなります。
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マットの特徴と選ぶポイント
マットを使用する場所
- 脱衣所
- 洗面台
- トイレ
- 玄関
- キッチン
など、部分的な敷物として使うのがマットになります。
お風呂上がりに水滴が床に落ちない様にするお風呂場のマット、キッチンのゴミを受け止めたり冷え対策のキッチンマットなどが代表的なマットですね。
部分的な場所は多くの方が敷き物としてマットを使用していると思います。
マットを敷く目的
- 汚れるのを防ぐ
- 水滴が床に落ちるのを防ぐ
- 冬の床に対する温度対策
- 夏の汗対策
と言った事が主な目的になるでしょう。
インテリア性ももちろんありますが、マットを敷く場所を快適に過ごすため、掃除をラクにする為と言った事の方が、マットを使用する主な目的になると思います。
マットを選ぶポイント
- 気軽に洗濯できる
- 洗濯するので変えのマットは欲しい
- 良く動く場所には滑り止めがあると良い
- 素足でとどまる事が多いので夏冬で分ける
と言った事がポイントとなります。
気軽に洗濯できる事と、滑らない事は個人的には特に重要だと思っています。
ラグの特徴と選ぶポイント
ラグを使用する場所
- リビングのテーブル下
- ダイニングテーブルセットの下
- ソファの下
- ベッドの足もと
- 床暮らしでくつろぐ場所
と言った場所で家具と一緒に使用される事が多い敷き物ですね。
床暮らしの方でゴロゴロする2人は、自然と使用していると思います。
ラグを使用する目的
- インテリアの一部として
- ダイニングテーブルで、食べこぼしに汚れを防ぐ
- ベッドの足もとに敷いて、床の冷たい温度対策
- フローリングのキズ対策
- こたつの下に置いて床の温度対策
- 直接床に座らないで、ラグに座る
などと言った様に、使用する場所で大きく用途が異なりますね。
インテリアの一部として取り上げられる事が多いようですが、個人的には、賃貸での家具のキズ対策、冬のフローリングの冷たさ対策の部分も大きな役割だと思っています。
ラグを用意する時の注目ポイント
- 気軽に洗濯できる
- 洗濯時の替えのラグ
- 家具を上に載せない場合は滑り止めがあるとずれない
- 汚れる場所では、掃除しやすい機能のラグを
- 夏冬で素材分けするとより快適に
と言った事がポイントとなります。
敷き物の中では洗濯出来ても比較的大きいので、1シーズン敷きっぱなしになる可能性もあるので、洗濯と掃除のしやすさは大切です。
カーペットの特徴と選ぶポイント
カーペットを使用する場所
- フローリングの部屋
- リビングルーム
- ベッドルーム
- 良く歩く場所
と言った様に、廊下や部分的な敷物と言うよりも部屋全体に敷く敷き物ですね。
カーペットを使用する目的
- インテリアのとして
- 足音の軽減をする防音対策
- フローリングからホコリが巻きあがるのを防止
- 寒い冬の断熱効果
- 素足で過ごす方のクッションの役割
などと言った様に、部屋全体を快適に過ごすための目的になりますね。
フローリングの部屋であれば、ホコリをカーペットに留めてくれ、人が歩くとホコリが舞いあがりにくくなったりします。
カーペットを用意する時の注目ポイント
- 簡単には移動できないのでラグやクッションも併用する
- サイズ選びは○畳だけで決めない
- 良く歩く部屋には、防音に注目
- オールシーズン対応で、ラグで衣替えする
と言った事がポイントとなります。
おそらく一度敷いたら、家具などが上に載っていて動かさない事が多いと思います。
その為、カーペットだけでなく、座る場所などは部分的にラグを併用すると、お手入れもラクになりますし、快適に過ごす事も出来ますね。
まとめ
マット、ラグ、カーペットとありますが、名称としての違いは「大きさが違う敷き物」です。
大きさの違いに明確な決まりはないですが、名称としての違いだけでなく目的に応じて大きさを使い分けると、汚れ防止、肌触り、使いやすさや、過ごしやすさも変わりますよ♪