浴室のドアと窓のゴムパッキンやタイル目地、リビングの窓のゴムパッキンは、黒カビが根を張りやすい場所ですよね。
特に、白色のタイル目地や白色のゴムパッキンに黒カビが生えるのは見た目も悪いです。
そんな、多くの主婦の方を悩ませるゴムパッキンとタイル目地の黒カビ取りは、簡単な4ステップで出来るんです。
今回は、4ステップでゴムパッキンとタイル目地のカビ取り方法を紹介します。
黒カビ取りに必要なカビ取り用品
まずはゴムパッキンとタイル目地のカビ取りに必要なモノを揃えましょう。
1つ目は、マスク、保護メガネ(ゴーグルでもOK)、ゴム手袋、フード付きのカッパなど、カビ取り剤から身体を守ってくれる用品。
2つ目はカビ取り剤で、高い場所には身体に付きにくいジェルタイプ、低い場所は垂れにくくとどまってくれる泡タイプのカビ取り剤がオススメです。
カビ取り剤は、皮膚に触れると荒れたり、目に入ると失明の恐れすらある危険なモノで、高い場所のカビ取りほど慎重にならなくてはいけません。
スプレータイプは自分の身体に降りかかる可能性もありますし、泡タイプも使い方がスプレーと同じなので身体に降りかかる可能性があります。
ですので、目より高い場所のゴムパッキンとタイル目地のカビ取りをする場合は、粘りがあって垂れにくく、ピンポイントで塗りやすいジェルタイプが良いんですね。
低い場所には使いやすくとどまりやすい泡タイプ。高い場所は垂れにくく身体に付きにくいジェルタイプを使い分けると良いでしょう。
簡単4ステップ!ゴムパッキンとタイル目地のカビ取り手順
- 身体を保護する
- 塗る
- 放置する
- 洗い流す
黒カビと聞くと頑固で厄介な掃除の一つではありますが、非常にシンプルな手順なんですよね。
カビ取り剤から身体を保護する物を身に着ける
まずは、カビ取りの基本、カビ取り剤が身体に付かない様に、身体を守る準備をしましょう。
- 顔は、保護メガネ(ゴーグル)、マスク、帽子
- 身体は、ゴム手袋、フード付きのカッパ
などがあります。
ジェルタイプのカビ取り剤なら垂れて身体に付いたりする事は少ないものの、安全に関してやりすぎという事は無いです。
最低でも手が荒れないようにゴム手袋をして、目に入らない様に顔もしっかり守っておきましょう。
衣類に付くと漂白されちゃうので、お気に入りの洋服は着ないでくださいね!
カビ取り剤を塗る
ゴムパッキンとタイル目地に、ジェルタイプのカビ取り剤を塗ります。
塗るコツは、高い場所から塗っていけば身体に付きにくいです。
浴室なら奥から浴室のドアに向かって塗っていけば、塗り終わったらスムーズに浴室から出ることが出来ます。
透明なタイプだと何処に塗ったのか良く分からなくなる時は、ジェルに色が付いているカビ取り剤を使うと分かりやすいです。
塗る場所にカビ以外の汚れがある場合は、水ぶきで汚れを拭き取り、カラ拭きで水分を拭き取ってからカビ取り剤を使うとよりカビ取り剤の力を発揮する事が出来ます。
目線より上の高い場所にカビ取り剤を塗る時は、身体、特に顔かからない様に注意して下さい。
放置する
カビキラーには20分から30分おくと効果的、カビハイターにはしつこい汚れには15分から30分おくと効果的とあります。
他には、2時間放置したなどのレビューもありますので、どれだけ根を張っているかで時間を変える工夫もあるようです。
ここでポイントなのは、ニオイが強いカビ取り剤で長い時間放置するとニオイが充満してしまうので換気が重要です。
換気扇を回したり窓を2つ開けるなど出来る限り風が通るようにして、十分すぎるほど換気をしましょう。
水でしっかり洗い流す
身体を守れるものを身に着けてからしっかりと水で洗い流します。
お湯を使うと湯気でニオイがきつく感じてしまう事もあるので、水で洗い流したほうが良いですが、高い場所には特に注意してください。
シャワーの勢いが弱い場合は、時間はかかりますが、柄付きのスポンジやモップに水をたっぷり含ませて流してしまうのも手です。
とにかく念入りにカビ取り剤を洗い流しましょう!
お疲れさまでした。あとは防カビ対策をするとカビが生えにくくなります
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黒カビが残ってしまう時のチェックポイント
ゴムパッキンとタイル目地を掃除する
カビ取り剤はカビに対しての殺菌、漂白になります。
ですので、ホコリや石鹸カスが付いていると効果が弱まってしまいます。
また、ゴムパッキンとタイル目地が水で濡れているとカビ取り剤が薄まってしまうので、濡れている場合はカラ拭きしてからカビ取り剤を塗りましょう。
より効果が出るように、カビ以外の汚れや水滴が無い状態でカビ取りをしてみましょう。
数回カビ取りをする
カビ取りは1回では落としきれない事があります。
特に、カビが生えていたけど掃除しないで長い時間放置していたと言う場合ですね。
ですので、一度で落としきれなくても、うちのカビは落ちないんだ…とガッカリせずに、何回か繰り返しカビ取りをしましょう。
「まいっか。落ちなかったらまた違う日にカビ取りしよう」と思っていれば気楽で良いですね。
カビが残っているように見えるだけの場合もある
何回もカビ取りをして白くならない場合は、カビは殺菌できているのに、黒い色が残ってしまっている場合があります。
そんな時は、タイル目地のシーリング材を取って新しく埋めなおしたり、ゴムパッキンを新しく塗り替えると言う手もあります。
ちょっとした手間ではありますが、見た目がキレイになるので持ち家の方は気軽にチャレンジしても良いですね。
まとめ
片栗粉と混ぜたりするなど裏技的な物もありますが、市販の物で済ませた方がラクです。
身体を保護する物は使い捨てで良いです。使い捨てのマスクとゴム手袋なら他の掃除でも使えますし、保護メガネはホコリ掃除でも使えます。
ゴムパッキンとタイル目地の黒カビは、安全面だけ気を付ければやり方は簡単ですので、難しく考えないで4ステップでスッキリカビ取りしましょう!