夏になると窓を開ける頻度が多くなる事もあり、どうしても家の中に蚊が飛んでいる事が多くなりますよね。
日本においての蚊は、刺されるとかゆい、耳元で飛ばれると羽音がうるさい、と言ったうっとおしい蚊ですが、ウィルスを媒体している事もある危険な存在でもあります。
2014年のデング熱流行は記憶に新しいですよね。
そんな蚊ですが、蚊取り線香で退治するだけでなく、私たちでも出来る色々な蚊対策があります。
今回は、出来る限り家にいる蚊を減らして退治する方法を8つ紹介します。
蚊の進入を予防して退治する
蚊と言うとどうしても刺されない様にしたり、蚊取り線香の様なモノの退治するのが主流ですよね。
ですが、蚊は、外から侵入しない様にする予防、家に入ってきたら退治する、刺されないようにする対策、そして家の蚊を退治すると言う事が大切です。
刺されてからかゆみ止めを塗るのでは、かゆみを抑える為でしかないんですよね。
蚊の多い場所の特徴
蚊が多くなってしまう場所は水場がキーワードになってきます。
田んぼ、水たまり、側溝、水路と言った、水の流れが無い水がたまる場所は特に蚊が発生しやすい場所となっています。
そんな、流れない動きのない水に蚊は卵を産み、蚊の幼虫となるボウフラが大量に発生するのですね。
この水の流れが無い場所が多い地域は、蚊の発生が多い場所とされています。
家の中だけでなく、外から見直すのも蚊を予防する一つの方法なんですね。
蚊を対策退治する方法8選
庭の池や水槽はボウフラ対策をする
一軒家の庭に小さい池、水槽がある場合は蚊の発生を抑えなくてはいけません。
1つ目は、金魚、メダカ、鯉を池や水槽に入れて、蚊の幼虫のボウフラを食べてもらいます。
2つ目は、水が流れていない場合は、ろ過器などを使って水が流れるようにする事で、蚊の幼虫であるボウフラの発生を抑えると言う方法です。
水が溜まっている状態はボウフラが発生しやすいので、ビオトープにしたり楽しんで対策して欲しいですね。
バケツなどには水がたまらない様にする
ガーデニングをしている方や、家庭菜園をしている場合は、バケツ、じょうろ、鉢などがありませんか?
水が溜まってしまうと蚊が卵を産んで幼虫が発生してしまうんです。
そのような水のたまるモノは、ひっくり返せるものはひっくり返して、雨水が貯まらない様にしておきましょう。
網戸とドアの隙間を減らす
窓やドアの隙間が大きいと蚊が家の中に入ってきやすくなります。
網戸と窓の隙間減らす方法は主に3種類あります。
一つ目は、網戸を開く方向によって隙間が出来るので、基本的に右側に網戸が来るように開いて、左側なら窓も全開に開く様にすれば隙間を少なくすることが出来ます。
二つ目は、網戸が傾いてしっかり閉まらない場合は、網戸下にネジが見える穴があるので、ドライバーでネジを回し車輪の高さを調整して傾きを直します。
三つ目は、網戸に穴が開いている場合は、応急処置でテープで埋めたり、アミの交換で穴を直します。
防虫効果のある網に交換するのもアリですね。
網戸、ベランダ、庭に虫よけをする
網戸の防虫スプレーをかけて網戸に近づけない様にしたり、ベランダに虫よけスプレーや虫よけプレートを吊るして、蚊を近づけずに家の中に入ってこない様にします。
主に防虫になるので、蚊取り線香などと合わせて使うとより効果的かと思います。
注意点としては、網戸にスプレーする時は風に乗って自分に掛かる事があります。
ですので、スプレーを吸い込まない様にマスクをし、あれば保護眼鏡をして網戸の正面に立たないでスプレーして下さいね。
蚊を退治する薬剤を使う
家の中での蚊対策として定番なのが薬剤を使って退治する方法ですね。
蚊取り線香の煙タイプ、ベープなどの薬剤タイプ、部屋にスプレーをして蚊の習性を利用して退治するタイプもあります。
煙の好き嫌いなどがあるので、どのタイプを選ぶかは好みで良いとは思います。
個人的には、火を使わない電池やコンセントを必要としない、蚊の習性を利用したスプレーも評価が高いのでオススメです。
蚊退治グッズを使う
薬剤の他にも、蚊を退治してくれるグッズがあります。
特殊な灯りでおびき寄せて電気ショックで退治したり、超音波で予防してくれます。
薬剤を使わない蚊対策の一つなので、ペットを飼っている方でも使いやすいと思います。
ひとつデメリットなのは、蚊を灯りで集めて退治するタイプは、受け皿に駆除した蚊と虫の集まりを処分しなくてはいけません。
虫が苦手な方は注意して下さいませ。
身体に虫よけスプレーをする
住まい自体に対策をしたら、皆さんの身体にも蚊を寄せ付けない虫よけスプレーをするのも、蚊に刺されない方法の一つですね。
刺されてからかゆみ止めを塗る方が多いかもしれませんが、刺されない方が良いですよね。
虫よけスプレーは、どうしても薬剤を身体に付けるイメージがありますが、べたつきづらいタイプ、潤い成分のヒアルロン酸配合、子供も使える肌に優しいタイプもあります。
蚊対策はしたいけど身体に吹きかけたくない!と言う方は、肌に優しいタイプを探してみてはいかがでしょうか。
蚊帳(かや)を使う
蚊帳(かや)は、蚊が侵入しない細かい網目で作られたネットで、天蓋付きベッド、天蓋カーテン、スリーピングカーテンなどの呼び名や種類があります。
蚊帳は、寝具を覆って寝ている時に蚊が近寄ってこない様にする役目があります。
シンプルな作りですが、蚊に刺される頻度も減るだけでなく、耳元で飛ばれるとイライラする羽音を減らしてくれるだけでも、大きなメリットですね。
デメリットは、天井から吊るすタイプは賃貸では気軽に使えないですし、一軒家であっても天井に穴を開けるとなると躊躇してしまいます。
なので、選ぶ時は蚊帳をどうやって使うのかよくチェックしてから選んで下さいね。
ちなみに蚊帳は、ジブリ映画のとなりのトトロでも登場していたりしますよ♪
まとめ
蚊の刺されやすい人は遺伝子レベルで決まっているとの研究結果も出たようなので、刺される人刺されない人の差があると思います。
ですが、コントロールできる予防と対策をすれば、より刺されにくくなると思います。
蚊と共に虫対策になる事が多いので、毎年同じ対策しかしていなかった方は、今一度、蚊の対策方法を見直して快適な夏にして下さいね!