これから2人暮らしをする方で、別々の住まいから1つの住まいへ引っ越しをする場合に、荷物が少ない場合は自分たちで引っ越しをする事もありますよね。
冷蔵庫と洗濯機だけとかであれば、知り合いが軽トラを出してくれたりして引っ越しが済ませられるなんて場合もあります。
自分たちで引っ越しを済ませられれば、引っ越し業者へのやり取りが無いので、マイペースに気楽に出来るメリットがあります。
気楽には出来ますが、物を運び出すのに準備すると便利な物や、ちょっとした注意点もあります。
今回は、「守る」をテーマにして事前に用意したい物、家具や家電など大型の物を運ぶときの注意点を紹介します。
引っ越しでもっとも注意したい事
引っ越しで最も注意したいのは、旧居と新居にキズを付けない事です。
キズが大きくなるほど、普通の生活では傷つかないであろう大きな傷をつけてしまうと、敷金が返ってこなくなったり、追加で支払う可能性も出てきます。
落としてしまったヘコミ、こすってしまったひっかき傷、ぶつけてしまった穴。
色々なキズがありますが、どれだけ守って運べるかがキズを付けないポイントになってきます。
住まいを守るために出来ること
旧居や新居の玄関からではなく、敷地内の共有スペースに入る場所から注意しないといけません。
エントランスから入って共有スペースである通路や階段やエレベーターを通り、玄関のドアから目的の部屋まで全てですね。
怖くなる内容ですが、しっかりしてガードし守って慎重に運ぶ事で傷を付けずに引っ越し出来ると思います。
焦らず行きましょう!
- エントランス
- 共有通路
- 共有階段
- エレベーター
- 玄関
- 廊下
- 壁
- 床
- ドア
- 窓
自分たちだけの引っ越しであると便利な物
使い古した毛布
使い古した毛布は、家具を丸ごと包んで角を隠してくれるので、家具を守るだけでなく、住まいも同時に守ることができます。
そして、フローリングなど滑りやすいばしょなら、毛布を敷いたまま毛布を引っ張れば、重たい家具や家電を持たなくても滑らせて移動する事も出来ます。
旧居で使っていた使い古した毛布は、引っ越しが終わったら自治体のゴミ分別に従って処分すると良いでしょう。
もし毛布のダニが気になる場合は、コインランドリーで丸洗い高温乾燥するとダニ退治が出来ます。
大き目の段ボール
旧居と新居の壁や床、家具家電の角を守るのに役立つのが、段ボールです。
家具や家電の角をぶつけてしまうとキズも付きやすいですし、へこんで穴が開く可能性もあります。
そこで段ボールを廊下や部屋へ入る時の角や、家具の角に段ボールを当てておけばもしぶつかっても段ボールがクッションになってくれます。
他にも、割れやすいガラスを覆ったり、目が届きにくい足元を中心に覆っても良いですし、家具家電の角に段ボールを当てて梱包すればしっかり守る事も出来ますね。
湿ってフニャフニャしてなければ中古の段ボールで良いですし、段ボールも使い終わったら処分できるのが良いですね。
養生する為のテープ
段ボールや毛布を固定するのには、手で切れて使いやすく粘着力のある養生テープを使ったり、建物などに貼り付けるなら粘着力の弱いマスキングテープなどを使います。
養生テープは比較的粘着力が強めなので、金属に貼り付けて剥がすと糊が残ってしまう可能性があります。
また、壁紙などの弱い場所に貼ると壁紙が剥がれてしまう可能性があるので注意して下さい。
住まいに貼り付ける場合は少し切って貼ったり、出来れば捨てても良い梱包材などに貼るようにしてくださいね。
滑り止め付きの手袋
滑り止め付きの手袋は、重たい物をしっかりと持てるだけでなく、滑りにくくなるので余計な力をかけずに持てるようになります。
物を落としにくくなるので床に物を落としてしまう心配も少なくなりますし、手を傷つけないようにする事も出来ます。
粒のゴムが付いた軍手よりも、ざらっとした滑り止めが手のひら全体に付いている手袋がオススメです。
まとめ
自分たちで運び出して引っ越しをするとなると、プチプチなどは用意してあっても家を守る為の物は用意しない事が多いです。
意外に見落としがちな事ですね。
引っ越し業者のプロのような仕事までは現実的ではないですが、出来る限りやっておけば壁を傷つけて後悔するようなことも少なくなります。
ぜひ、大切な家具家電だけでなく、気持ちよく旧居を出て、気持ちよく新居で新しい生活を始めてくださいね!