寒さが深まり鍋物が美味しい季節になりました。
鍋物と言えば、野菜やお肉を切って出汁で煮ると言う料理も簡単で、材料の味が溶け込んだ味が美味しい冬の醍醐味ですよね。
そんな鍋物ですが、鍋の中身が一番大切ではある物の、鍋を煮込む鍋や取り分ける器などの鍋グッズも雰囲気良く食べるのに大切なアイテムです。
今回は、鍋物をもっと美味しく食べるに、本格的な鍋グッズの選び方を特集していきます。
美味しく食べるなら雰囲気も大切
市販のスープでも鍋物を美味しく食べることが出来ます。
ただ、もっと美味しく鍋物を食べるなら雰囲気も大切です。
コンロで煮込んで雑誌や新聞紙を敷いて鍋を置くと楽で後片付けも少ないですが、やっぱり卓上で煮込んだ方が雰囲気が出ますよね。
他にも、お肉をパックのまま出したり、ボウルに野菜を盛り付けてテーブルに置いたりすると現実的になってしまいます。
洗い物の関係もあるので少しは妥協したいですが、ちょっと盛り付けと鍋グッズにこだわるだけでも雰囲気を良くすることが出来ます。
本格的に用意したい鍋グッズ
土鍋
煮込んでいる鍋物と言うと土鍋を思い浮かべるほど代表的な鍋ですね。
土鍋で煮込むと遠赤外線により食材がふっくらと煮込むことが出来て、保温効果も高いので冷めにくいのも特徴です。
また、土鍋ならではの見た目、そして独特のグツグツ煮込む音は食欲をそそります。
ただ、実際に鍋物で使うとなると、本格的な土鍋ほどデリケートなんです。
陶器の土鍋は、使い始めの手入れ、使った後の手入れがとても大切です。
使う前には目止めと言われる細かいヒビを埋め無くてはいけませんし、水分やニオイを吸収しやすく洗い方に気を付けなくてはいけません。
ニオイの付きやすい鍋物や、色の濃いスープの鍋物にも使いたい場合は、土鍋を丁寧に手入れするか、ニオイや汚れが付きにくいセラミック土鍋を使う手もあります。
見た目は土鍋の雰囲気を味わえて、手軽に煮込めるので手軽に土鍋を使い方にはオススメです。
金属製の鍋
金属製の鍋は、ホーローや無加水鍋など色々な種類があります。
金属製の鍋は、鍋の種類ごとに強みがあるのが特徴ですね。
代表的なフッ素加工されていれば、カレーやトマト鍋などのベッタリこびりつきやすいお鍋でも、汚れが付きにくく洗いやすいです。
仕切りがある2色鍋や、旨味を閉じ込める無加水鍋、中が見えるガラス蓋、軽量で扱いやすい鍋など色々な種類があります。
また、卓上で使わなくてもカレー、スープ、みそ汁など色々な料理にも使い回せるのが良いですね。
卓上でふたりで鍋をつつく場合は、土鍋ほどの雰囲気は出ないものの、色々な煮込み料理を作るれるのが強みですね。
卓上鍋として雰囲気良くしたい場合は、土鍋風の鍋も良いですね。
卓上コンロはガス?IH?
卓上コンロは鍋物には欠かせないですよね。
鍋の種類によって使い分ける必要もありますが、個人的には火を使わないIHコンロが良いと思っています。
カセットコンロは、ガスを使うのでコンセントが無いのでコンパクトですが、燃料のカセットガスを使わないといけないので、予備のガスを用意し、空になったガスに穴を開けて処分しなくてはいけません。
IHクッキングヒーターなら、電源があれば煮込むことが出来るので、ガスの予備を買う必要もないですし、ガスの残量を気にせず使いたい時に使えるのが良いですね。
ですので、本格的な土鍋は使えませんが、持っている鍋がガス専用でなければIHの卓上コンロがおすすめです。
具材の盛り付け
具材の盛り付けに付けは、正直煮込んでしまえば何でも一緒です。
ですが、出来ればパッと見て美味しそうに見える盛り付けを目指したいですよね。
鍋に入れてしまうなら、具材ごとにまとめて入れれば見栄えは良くなりますので、ポイントは、追加で入れる様な具材を盛り付けておく器ですね。
野菜を洗ってザクッと切ってボウルやざるに入れたり、肉を切ってパックのままなら、早くて洗い物も少ないのですが見た目が残念ですよね。
ちょっとオシャレに盛り付けるなら、野菜やキノコなら竹ザルを使うだけでグッと見た目が良くなります。
また、お肉も一緒に盛り付けるなら卓上の水切りトレーに盛り付けるのもスッキリまとまって良いですね。
いつも使っている丸いザルや、買ってきた肉のパックを使わないだけでグッと見た目が良くなりますよ♪
具材やスープを取り分けるお玉
取り分けるお玉は、金属製以外の素材と手のひらサイズが使いやすいです。
お玉は、木製、陶器、シリコンなど色々な素材があり、金属製よりも具を崩しにくく取り分けられます。
そして、手のひらサイズであれば、大きいお玉のサイズよりも鍋の中の具材を取りやすくなります。
お玉立てはあると便利ですが、卓上で使う手のひらサイズのお玉なら口の広い箸立てでも代用できますし、そこまで邪魔にならないのもポイントです。
取り分ける箸やトング
箸やトングのポイントは、滑りにくく長くない事です。
取り分ける時は、食事で使っている箸の様な短めの箸の方が取り分けやすく、海老や白滝など滑りやすい具材はトングの方がつかみやすかったりします。
箸は長い菜箸よりも短めの箸の方が鍋に具を追加したりするのに使いやすいですし、色々な具材を掴むには滑りにくい方が掴みやすいです。
取り分けは細かく分けると、具材を追加する用、鍋から取り分ける用、食べる用の3セット必要になってきます。
食事をする用、生肉を触る用など、数セット用意するなら鍋以外にも使える様な箸やトングを選ぶ無駄になりにくいですね。
まとめ
卓上用の鍋とコンロさえあれば、あとはいつもの食事で使っている食器と箸があれば食べることは出来ます。
しっかり準備してからお鍋をすると、見た目でも楽しめてより美味しく食べることが出来ます。
今年の冬は、こだわりの鍋グッズで、雰囲気良くお鍋を楽しんでみてはいかがでしょうか。