完成品のベッドと組み立て式ベッドを比べると、非常に多くのベッドが組み立て式になっています。
というのも様々な理由があり、完成品は良いベッド、組み立て式は安いベッドという事ではなく、この組み立て式ベッドというのが2人暮しの住まいによっては、最適なベッドだったりするんです。
組み立て式ベッドの特徴
組み立て式ベッドの特徴は「ベッドフレームを組み立てるベッド」になります。
日本の住まいに持ち運ぶ事を考えると、ベッドルームに持ち込んで組み立てられるので、理にかなっている家具なんです。
この組み立てるという部分で、メリットだけでなくどうしてもデメリットが出てきてしまいますが、組み立て式ベッドにおいては、メリットが多くあるんです。
組み立て式ベッドのデメリット
まずはデメリットから行きましょう。
おそらく組み立て式のベッドだけでなく、組み立て式の家具でも経験した方もいるかもしれません。
- 組み立てるのが面倒
- 上手く組み立てられない
- 組み立てに時間がかかる
という組み立てると言う部分で問題が多く発生しますよね。
このデメリットを解決するのは、実店舗からの購入でもネットショップからの購入でも、搬入、開梱、組み立て、設置、片づけサービスです。
大型の家具であるベッドは、組み立てのサービスを行っていることが多くあるんです。
無料で出来るショップもあれば、別途費用がかかる場合もありますが、ベッドルームまで搬入、ベッドフレームの組み立て設置、そして梱包材の片付けまでしてくれるのでサービスを活用すれば組み立ての問題は解決します。
ただし注意したい点としては、きしみが生じてきた時に、ネジの増し閉めを行う必要も出てくるので、組み立て説明書は必ず保管しておきましょう。
ベッドを選ぶショップを決める場合に搬入、開梱、組み立て、設置、片づけサービスをチェックして選ぶのもショップ選びの一つのポイントです。
組み立て式ベッドのメリット
組み立て式のベッドは、組み立てるための部品が個別に分かれているので、梱包が複数に分かれています。
そして、自分たちで組み立てるだけでなく、解体する事が出来ます。
この二つの部分が完成品のベッドと比べると大きなポイントでもあり、色々なメリットが生まれます。
メリット① 搬入の制限が受けにくくなる
梱包が複数に分かれているので、搬入に関して制限を受けにくくなります。
この搬入の制限は、特に2階以上のアパートやマンションの部屋にベッドを運ぶ場合に、搬入の制限を受けにくくなるので、ベッドが入らないと言う、搬入できないという事態が少なくなります。
マンションの入り口、共用の廊下、階段、エレベーター、自宅の玄関、自宅の廊下など色々な場所を通ってベッドルームまで搬入しなくてはいけません。
搬入の制限が受けにくい事は、ベッドサイズを大きくしたり、ベッドの種類の幅を広げたり出来ますので、より好みのデザインや、好きな素材などで選べることにも繋がります。
メリット② 玄関受け渡しでも運びやすい
玄関受け渡しでも2人暮らしであれば2人で運ぶことが出来るので、完成品よりも重量を分散して運ぶことが出来ます。
完成品の場合ですと玄関引き渡しはまず無いはずですが、ベッドルームに設置するまで運んでもらっても、模様替えや引っ越しの時にばらすことが出来ないので、運ぶのが難しいです。
移動する事を考えても気軽さの点で組み立て式のベッドに軍配が上がりますね。
メリット③ 引っ越し時にも解体して持っていける
組み立てられるという事は、自分たちでも解体する事が可能なので、引っ越し費用を減らしたり、処分を検討しなくてもよくなり、買い替えるという費用も減らすことが出来ます。
ガタついている場合は、引っ越し先で新たに購入するタイミングになりますが、まだ使えるのに簡単捨てるのはもったいないですよね。
何より気に入っている場合や、使いやすいベッドだった場合には、マットレスと合わせて使用したいです。解体して持ち運べるのは完成品のベッドには無い強みですね。
メリット④ 値段がリーズナブル
完成品のベッドと組み立て式のベッドを比べると、価格帯がリーズナブルな傾向があります。
大きな理由としては、「組み立てる人件費がかからない為」ではないでしょうか。特に、ベッドフレームであれば組み立て式が多く、値段もリーズナブルです。
組み立て式ベッドで費用が浮けば、メインのマットレスに金額を上乗せする事も出来ちゃいます。
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メリット⑤ きしみ問題対策が出来る
きしみ問題に対して、柔軟に対応できるのが組み立て式のベッドの大きなメリットのひとつです。
完成品は気軽に解体出来なかったり、時には一度解体して金具の掃除したり、ネジの増し締めを行ったりと色々なきしみ問題の対策が比較的気軽に出来ます。
睡眠の妨げとなる2人暮らしで、きしみ問題を解決に近づけられる事は大きいメリットですね♪
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まとめ
組み立て式ベッドは、2人暮らしであれば、2人で協力して組み立てることが可能なので、1人は支えて、1人はネジ締めと作業も分散して行えます。
ベッドだけでなく組み立て式に時間がかかるのは、1人で行った場合に時間が掛かる事が多いです。
搬入経路の確認もしやすいので、面倒だと思って避けていた方でも組み立て式ベッドも選択肢として選んでみてはいかがでしょうか。