春から夏にかけての季節の変わり目には、梅雨と言うイヤな季節があります。
梅雨は1日2日で終われば良いのですが、梅雨入りすれば約一ヶ月もの比較的長い期間ジメジメした季節を過ごさなくてはいけ無いんです。
今回は、梅雨に入る前にやっておきたい事をピックアップして紹介します。
梅雨に入ると起きるイヤなこと
夏に向けての気温上昇に加えて、雨の日が多くなるので湿度も高くなり湿気も増えます。
さらに台風までやってくると言うとても暮らしにくい季節と言えるんですよね。
ただでさえ雨が多く気分が上がらないのに、
- 湿気が多いのでカビが生えやすい
- 雨が続くので洗濯物が外に干せない
- 蚊が出てくる
の3つ問題が出てきます。
カビ、部屋干し、蚊の3つを出来る限り減らすためにも、梅雨に入る前に準備を進めていくことがポイントです。
梅雨入りする前にやっておきたい6つのこと
お風呂のカビ対策
カビは、生えてからカビ掃除するのではなく、生える前からの対策がポイントなんです。
特に、ジメジメして雨が降りやすい梅雨の季節になる前には、今生えているカビを退治してから、カビが生えにくいように防カビしておきます。
カビ対策のやり方はシンプルで、
- カビ取り剤を塗る
- 薬剤が浸透するまで放置
- 良く洗い流す
- 水気を切る
- 防カビする
の5ステップです。
梅雨が来る前の春に、カビを根元から退治して、カビが生えにくいように対策しておきましょう。
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洗濯機のカビ掃除
梅雨になると外に干すことが出来なくなるのでどうしても部屋干しが増えます。
部屋干しで問題になるのがイヤなニオイですよね。
洗濯機の内側にカビが生えていると、洗濯物にニオイが移ってしまい部屋干しをした時の匂いの原因になってしまうんです。
洗濯槽の陰に隠れて見えませんが、上の方だけ覗いてみても結構汚れているんです。
洗濯槽は、酸素系漂白剤でつけ置きします。有名な酸素系漂白剤はオキシクリーンですね。
オキシクリーンでは無くても良いので、リーズナブルな価格の酸素系漂白剤で問題ありません。
ただ、パッとできる掃除ではなくつけ置きする時間が必要なので出来る時にやっておきましょう。
浴室と同じように、洗濯機のカビ掃除をしておくことでカビ対策になり、部屋干しのニオイ対策にもなります。
蚊が近寄らないようにする
梅雨の時期はカビだけじゃないんです。
蚊も近寄るようになるんです!
ジメジメした寝苦しい夜なのに、蚊が近寄ってくと更に苛立ちを覚えますよね。
蚊を全て退治するには難しいので、外から蚊を近寄らせないようにすること、入ってきたら退治するの2つが蚊対策になります。
置き型タイプの蚊よけをベランダに置く、アミ戸にスプレーする、部屋にスプレータイプや置き型タイプで対策する方法があります。
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除湿機の掃除と試運転
梅雨でジメジメする季節に大活躍するのが除湿機です。
特に、部屋干しの衣類をスピード乾燥でできて湿度の調整が出来る除湿乾燥機は、梅雨の時期に持って来いの家電です。
梅雨に大活躍の除湿機、除湿乾燥機は、掃除や動くかチェックしてメンテナンスしておきましょう。
動かしていない期間があった場合は、試運転しておくといざ使いたい時に安心して動かす事も出来ます。
梅雨のシーズンには売れ時でもあるので、いざと言う時に動かなくて買おうとしても、売り切れたり納期が遅くなることもあります。
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エアコンの掃除と試運転
除湿乾燥機を使わない場合は、エアコンを使う事もありますよね。
エアコンもカビやホコリが貯まっている事があるので掃除する必要があります。
市販のスプレーで掃除するだけでも良いので、動きやすい春のうちに掃除をして、動くかどうか試運転しましょう。
去年は動いたのに今年は動かないなんて事も結構ありますので、クーラーや除湿など機能を切り替えてチェックして下さいね。
除湿剤の交換
押し入れやクローゼット、衣装ケースやベッド下などに除湿剤を置いている場合は、交換時期になっていないかチェックしておきましょう。
買う時はセールの時でも良ですが、効果が切れているのに置いていても除湿はしてくれません。
除湿できないとなるとカビが生えてしまう原因になってしまうので、湿気を取ってくれるようにしておきましょう。
まとめ
梅雨に向けたカビ、湿気、蚊対策は、パッとできるようで時間がかかります。
時間がかかりますが、梅雨を迎えるまでに準備しておけば少しでも快適な季節に変わってくると思います。
ぜひ、今年の梅雨はニオイの無い部屋干し、カビの生えにくい浴室、そして蚊に刺されない快適な湿度の部屋になるように、早めに準備していってくださいね。