ソファは高額なら長持ちする、長寿命だと思っていませんか?確かに値段による座面内部の構造に違いがあり、座面であればへたるまでの期間も違うでしょう。
ですが、ソファを購入した人が、それぞれ全く同じ環境で、全く同じ生活でなんて事は考えられませんよね。
私たち使用者側も実は日頃の使用で、寿命を縮めているかもしれないのです。
今回は、出来る限りソファを長持ちさせるためのポイントを3つ紹介します。
ソファを長持ちさせる3つポイント
- 日頃の座り方
- ソファの配置
- ソファのお手入れ
これがソファを長持ちさせる3つのポイントになります。
ソファを長持ちさせるには、へたりが出ないようにする事もそうですが、表面の素材がボロボロにならないようにお手入れしたり、掃除できない中まで汚れない様していく事も大切です。
では、具体的にそれぞれ見ていきましょう。
長持ちの秘訣① 同じ場所に座らない
日頃からソファには主に「座る」という行動をしますよね。座る場所は、クッション性のある座面なので、いずれかは、へたりと呼ばれるクッションのへこみが出てきます。
へたりは、クッション性のある物ならどんな物でも出てくると言われていますが、クッションの質だけでなく、普段の使用の中でもへたりを減らし長持ちさせる方法があります。
それは、同じ場所に座らず、座る場所を変えるという事です。
1人掛けソファでは、若干体勢を変えることしかできませんが、2人掛けソファでは左右座る場所を変えるという事ですね。
2人暮しなら座る場所が自然と左右決まると思うのですが、長く使用する方、専業の方などの人が、座る場所を変えたり、体勢を変えると良いでしょう。
長持ちの秘訣② ソファを置く場所
ソファを置く部屋として、メインとなるのはリビングでしょう。このリビングには、ソファだけでなく色々な家具や家電が置いてあります。
その中でも特に注意したいのが、エアコン、ストーブ、ファンヒーターなどの暖房機器の近く、吹き出し口の近くに配置する事です。
暖房機器の近くにソファを置くと張り地やカバーの変色、劣化に繋がりますので注意しましょう。
また、直射日光を浴び続けるのも同じく変色、劣化の原因となります。
長持ちの秘訣③ ソファの素材に合ったお手入れをする
ソファの普段の長持ちさせる為のお手入れは、主に、普段の掃除ですね。
ソファのカバーを使っていれば手軽に洗濯出来ますが、ソファは丸洗いできないので、素材に合わせた掃除、お手入れをしていきましょう。
①普段から掃除機をかけてホコリを吸い取ります。柔らかい馬毛などのブラシで毛を軽くこすりながら吸い込むと更にホコリを効果的に吸い込みやすくなります。
②軽度の汚れであれば、硬く絞った雑巾で軽くこすり汚れを落とします。
③特に汚れが気になる部分には、家庭用の中性洗剤を40度程度の温度のお湯で、300倍から500倍に薄め、雑巾に含ませたら硬く絞りこすります。
④その後どちらも乾拭きで水分を良く拭き取りましょう。
①普段のお手入れは、柔らかい布で乾拭きし、ホコリやチリは、優しく掃除機をかけてホコリを吸い取ります。
②軽い汚れを水ぶきする場合は、硬く絞った柔らかい布で拭いてから、乾拭きで水分を拭き取ります。
③特に汚れが気になる部分には、家庭用の中性洗剤を40度程度の温度のお湯で、300倍から500倍に薄め、雑巾に含ませたら硬く絞りこすります。
④最後に乾拭きで水分を良く拭き取りましょう。
①普段のお手入れは、柔らかい布で乾拭きし、ホコリやチリは、優しく掃除機をかけてホコリを吸い取ります。
②軽い汚れを水ぶきする場合は、硬く絞った柔らかい布で拭いてから、乾拭きで水分を拭き取ります。
③特に汚れが気になる部分には、家庭用の中性洗剤を40度程度の温度のお湯で、300倍から500倍に薄め、雑巾に含ませたら硬く絞り拭き取り、直射日光の当たらない場所で自然乾燥します。
※経年変化で、人が触れる部分は特に自然と表面に保護膜が出来ますが、製造の段階から劣化は進んでいるので、皮革用のクリームを塗る事が大切です。
※水ぶき、洗剤を使用する場合は、いずれも目立たないところでパッチテストを行い変色などしない事を確認しましょう。
まとめ
ソファは、私たち使用者側もちょっとした事に気を使えば、更に長持ちさせて長期利用が見込めます。
座る場所、置く位置、お手入れの3点もポイントを置いて、メーカー側だけでなく、ユーザー側でもソファを長持ちさせてくださいね。