住まいの中で課題になる事が一つあります。それはゴミです!
ゴミは、キッチンを中心として生ごみ、燃えるゴミ、燃えないゴミなどいろいろ出ますよね。
そんなゴミは、地域によって分別が細かくなったり、緩い地域もあり差はありますが、家の中でも目に付く存在ですよね。
インテリアにこだわるほど生ごみのニオイや置き場所が気になりますし、たまったゴミをどう置いておくか、次の収集日までどうするかなど色々と課題があります。
今回はゴミについて、分別、置き場所、減らす工夫など色々と考えてみました。
分類別にみたゴミの問題点
ゴミの種類は、燃えるゴミ、燃えないゴミに分かれますが、結構ザックリと分けてみると何が問題なのか見えたりします。
生ゴミは臭いと重さ、ペットボトルや缶はかさ張って置き場所の困るゴミなどがありますね。
この様にゴミを種類ごとに見てみると、結構アイディアが膨らんだりします。
ゴミの分別に関しては、住んでいる地域のホームページに細かく分類されているので、どう捨てればよいの?と困ったら住んでいる市のホームページをチェックすればOKです。
私が住んでいる場所だと結構細かい分類があり、粗大ゴミについては手続きをすれば回収に来てくれます。
ゴミ箱を増やすよりも別の方法を探す
ゴミ箱を増やしてもごみを捨てる場所が増えるだけです。
最低限のゴミ箱は必要ですが、便利だから置いてしまうと、家の中で回収する場所が増えるので結構めんどいです。
なので、ゴミ箱をプラスする考えではなく、ゴミ箱を増やさないでゴミを減らす工夫などを考えていきましょう。
使いやすいゴミ箱の選び方
- 分別しやすい
- 袋がかけやすい
- 深すぎない容量
- 洗いやすい
この3つがポイントです。
色を分けたり、シールなどで見やすくすればパッと見て分別しやすいので、移動したりしてもゴミを簡単に分別できます。
また、スーパーで貰う袋、コンビニで貰う袋は、小分けして指定のゴミ袋に入れられるので結構役立ちます。
その時、良く使う袋が掛けやすいサイズだとストレス無く使い勝手が良いです。
容量が多くても、ゴミ袋が下に落ちてしまうようなゴミ箱は非常に使いにくいので、良く使う袋にゴミ箱を合わせるようにしましょう。
機能的な使いやすさ
- 壁に付けても蓋が開く
- ペダルが踏みやすい
- 汚れが目立たない加工
- 洗いやすい作り
と言った機能的な使いやすさがあります。
ペダルを踏んで蓋を開けられるゴミ箱は、壁にピッタリくっ付けていると蓋が開かない場合があります。
そんなゴミ箱の中には、壁に近くても蓋が空くタイプがあるのでスペースの節約にもなります。
そして、ペダルは素足、靴下、スリッパと脚によって踏み方が変わるので、生活の中でどんな風に過ごしているかがポイントです。
生ゴミ専用のゴミ箱では、洗いやすさに加え汚れやすい鏡面の様な加工は避けた方が汚れが目立ちにくくなります。
意外にスッキリするゴミ箱は?
ゴミ箱と言えば蓋つきの箱になりますが、意外にも人気があるのが骨組みだけで出来たゴミ箱です。
骨組みだけのゴミ箱は、紙系の燃えるゴミ、ペットボトル、缶などを分別しやすく、ポイッと捨てやすいのが強みですね。
とは言え生ゴミは蓋つきで外から見えない方が良いので、ゴミの内容によって蓋つきのゴミ箱と使い分けると便利だと思います。
生ゴミ
捨てる量を少なくする
- 皮を剥きすぎない
- 買いすぎない
- 作りすぎない
と言ったシンプルな事で捨てる量を減らします。
野菜の皮は食感を損なわない美味しくなる範囲でピーラーで薄く剥いて捨てる部分を減らし、皮ごと料理すると生ゴミを減らすことが出来ます。
また、傷みやすい野菜は適した保存をして、傷む前に使い切る。
作りすぎて傷んで捨てない様にしたり、料理を作って余ったら常温ではなく冷蔵庫に入れるようにしましょう。
特に傷んで捨ててしまう事って多いと思うので、下ごしらえをして冷凍してしまいましょう。
ニオイを減らす
生ゴミと言えば、ニオイが非常に気になります。
ニオイを減らす方法は、消臭剤を使ったり、人によってはゴミ収集の日まで夏場は冷凍すると言う人も居ます。
身近に使えるのは消臭剤ですが、ニオイのしにくい特殊な袋も販売されています。
どうしても傷んでくると臭いがしますので、ニオイを減らして気持ちよく使いたいですね。
生ゴミ処理機で減らす
生ゴミ処理機は乾燥タイプや分解タイプがあり、リサイクルの一つですね。
処理機に野菜の皮などを入れて時間がたてば土に返したり量を減らしたりできます。
処理機は時間がかかったり、処理後のニオイが少し気になる場合もあるとのことです。
ですので、素早く捨てたい魚などの生ゴミは回収してもらって、野菜の生ごみを処理するなど使い分けると良いでしょう。
処理機の後の野菜ゴミなどは家庭菜園の肥料などにも使えます。
性能を発揮する処理機となると比較的高価な値段ではありますが、自治体の助成金対象の乾燥処理機もあるので、気になった方はチェックして下さい。
参考 自治体の助成金検索 | 生ごみ処理機の基礎知識 | Panasonic
可燃ゴミ・不燃ゴミ
小さい飲み物は買わない
家の中でもかさ張るゴミが缶やペットボトルです。
今では大型のスーパーなどで回収ボックスがありますが、共働きだと毎日ボックスに捨てられません。
そこで、缶やペットボトルのゴミを貯めない工夫としては、買い方に工夫する事です。
セールの小さい缶、500mlのペットボトル、処分しにくいビン、と言った様に、かさ張る原因になる飲み物があります。
これらを避けるだけでゴミが減りますね。ただし、飲みたいドリンクは小さくても買いましょう。
同じ種類のドリンク、ペットボトルは大きい方を買うようにするだけでも、ゴミの数が減ります。
飲み物を工夫する
お茶は家で淹れる、フルーツ系のドリンクは紙パックにする、これだけでゴミのかさが減ります。
夏場の冷たいお茶もポットで沸かさないで、水出し用のポットを使えばラクです。
夜寝る前に、ティーパックと天然水をポットに入れて冷蔵庫で寝かせておけば、自然と出来上がって便利です。
フルーツ系の紙パックに入ったドリンクは、小さいパックなら燃えるゴミに、大きいパックなら畳んでリサイクルに捨てられるので、軽くてコンパクトなゴミとして扱いやすいですね。
スーパーでごみを捨てるのは?
私としては包装されていない物は捨てません。それは衛生の問題があるからですね。
カート、食べ物、飲み物などに色々な人が色々なモノに手を触れます。
特に、生もののパックの表面にはどんな菌が潜んでいるか分からないので、開くと食べ物がむき出しになる、お肉、お刺身などはそのまま持ち帰りましょう。
もし、箱などを捨ててもOKなスーパーであれば、個別包装されているお菓子やアイスの外箱を捨てることでゴミを減らせますね。
ゴミの置き場所
軽いゴミは外に
ペットボトルや空き缶など、持ち運びに不便ではないゴミはベランダなどに置いておくのもアリです。
もちろん、袋むき出しで置いておくのではなく、大容量タイプのゴミ箱や分別できるゴミ箱を使用します。
いくら大きめのゴミ袋でもペットボトルだとそこまで多く入れられないので、持ち運びやすい量に溜まったらベランダに置いてあるゴミ箱に一時保管します。
また、最初から軽いゴミは外に捨てて一時保管しても良いですね。
ゴミ箱じゃなくてもベランダ用のコンテナなどなら色々使えて便利です。
設備でゴミの置き場を決める
野菜を刻んで流せるディスポーザーや、24時間ゴミ出し可能なマンションなど、引っ越しをする時にゴミに関係する設備を充実させるのも一つの手ですね。
ディスポーザーなら0にはならないとも生ごみを減らせますし、24時間ゴミ出し出来るマンションなら、収集日を気にすることなく捨てることが出来ます。
※24時間ゴミ出し可能でも、マンションによって設備内容が変わるようです。また、衛生的な部分や利用者の分別ルールも関わってきますので、良くチェックしておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
食べたり飲んだり色々な物を買ったりするので、どうしてもゴミは出ます。
だからこそ、ゴミ捨ての方法やゴミ箱を考えて快適にしていきたいものですよね。
考え出したらキリがなさそうですが、まずは、捨てやすく使いやすくするために、ゴミ箱を見直してみてくださいね。