ベッドのフレームを選ぶときに、寝る時の頭部分、枕を置く方にヘッドボードと呼ばれるボードがあります。
このヘッドボードはあった方が良いか無しかの判断基準は、ずばり、「ベッドで過ごす時間」が関係してきます。
ヘッドボードはデザインとしての見た目だけでなく、ベッドで過ごす時間によって便利なモノに変わったりもするんです。
ヘッドボードとはどんな物?
ヘッドボードとは、簡単に言うとベッドフレームの頭側にある板です。
ベッドで検索すると、ヘッドボード付きのベッドが多く見られたり、ホテルでも多く採用されていたりします。
ベッドと聞くと自然とヘッドボード付きのベッドを思い浮かべる人も多いかと思いますね。
このヘッドボードが付いているベッドを選ぶべきか、ヘッドボードは無いスッキリしたベッドを選ぶべきかのポイントになるのは、冒頭で話した、ベッドの上で過ごす時間がポイントになります。
ヘッドボードの有り無しを選ぶポイント
ヘッドボード「有り」のライフスタイル
必要とする人としては、ベッドの使用は、寝る起きる以外に、寝る前にパソコンやスマホを使用する、読書をするなど、ヘッドボードに寄りかかって背もたれとして使用します。
背もたれとしての役割が大きいのがヘッドボードです。
極端に言うと座る部分が大きいソファ、椅子と言ったイメージです。
ヘッドボード「無し」のライフスタイル
必要ない人は、ベッドは寝て起きる寝具として使用する場合ですね。
くつろぐ場所と、寝る場所の空間がはっきり区分けしている場合は、無くても問題ありません。
デザイン性と言う部分がありますが、ヘッドボードがある分圧迫感を感じてしまう事もあるので、寝る為の家具であればヘッドボードの無いベッドを選ぶのは圧迫感を減らすポイントにもなります。
小物を置きたい場合
スマホやタブレット、メモ帳、文庫本などちょっとした物を置く場合は、ヘッドボードではなく、宮付きのベッドフレームになります。
ただし、背もたれも欲しくて小物を置きたい場合は、宮付きだと背もたれとして使用しづらいです。
ですので、ベッドフレームはヘッドボードにして、サイドテーブルを置いた方が使い勝手が良い場合があります。
壁際にベッドを置く場合
壁にぴったり付けて壁を背もたれ代わりにするという事も出来ます。
壁を背もたれ代わりにすれば、ヘッドボードが無い分スペースの節約になりますし、ベッドの種類も色々選ぶ事が出来ます。
問題となるのは、ベッドフレームと一体にくっついていないので、壁にもたれかかるとベッドが床を滑ってずれる可能性があります。
ラグマットやカーペットをベッド下に敷く予定の場合は、ずずっと動く可能性もあります。その場合は、滑り止めなどをベッドの脚に付けましょう。
ベッドの上で過ごす時間が多いならヘッドボードがある方が安定しますが、壁に寄せてクッションで調整すれば十分背もたれに使えますよ♪
ヘッドボード有りのデメリット
ハウスダストの原因に注意!
ベッドマットレスとヘッドボードの間に、髪の毛やホコリが溜まってしまうので、ハウスダストの原因になると言うデメリットがあります。
このデメリット部分は、一般的にはマットレスのローテンションを行う前や、シーツの交換する前に掃除機で吸い取れば問題ないでしょう。
ですが、ホコリやダニなどのハウスダストに対して敏感な方は、ヘッドボードが付いていないベッドを選ぶを避けるという手もあります。
髪の毛、ホコリ、皮膚が溜まったりすると、ダニの原因にもなりますし、隙間は頭のすぐ上にあるのでホコリが溜まってしまうと吸い込む可能性もあります。
こまめにマットレスを動かす前に掃除機で吸っていればよいのですが、アレルギーを持っていないかにも注意してください。
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まとめ
ベッドのヘッドボードは背もたれとして活躍するのが特徴です。背もたれが要らなければあとはデザイン性になってくるのでシンプルな事になりますね。
ベッドの上で寝具以外の役割をする場合は、ヘッドボードに寄りかかってみて自分に合う硬さや、角度のヘッドボード付きのベッドを選んでみてくださいね。