ソファベッドは、狭い部屋でもソファに座れてベッドとして寝られる、1台2役の家具です。
一見便利そうに見えるソファベッドですが、ソファもベッドも活用したい場合には、ベッドの寝心地を重要視して選ぶ事が大切なんです。
今回は、ソファベッドの寝心地を中心に考えたソファベッドの選び方を紹介します。
ソファベッドは本格的に選ぶと難しい
ソファベッドは、1台2役の便利さが際立ちますが、ソファもベッドもしっかり使える様なソファベッドを探すとなるとかなり難しい家具と言えます。
言い方を変えると、ソファとしてもベッドとしても中途半端になる可能性があると言う事ですね。
シンプルに考えても、ソファはソファ、ベッドはベッドの方が、専門性も高く種類が豊富なので選ぶ幅も増えます。
ですので、ソファとしてもベッドとしても中途半端にならないように、座り心地の良いソファ、そして、寝心地の良いベッドの本格的なソファベッドとなると難しいんですね。
ソファよりもベッド優先で選ぶ
ソファにもベッドにもなると言っても、ソファに座っている時間よりもベッドに寝ている時間の方が長くなってきます。
ですので、ソファベッドを本格的に使うのであれば、ベッド優先に考えて選んでいきます。
ソファベッドの問題点としてよく声が上がるのが寝心地なので、寝る時間が長い程、寝心地が大切になってきます。
便利だけで選ぶと使わなくなることも
便利と言う理由だけで選ぶと、ソファベッドとして使う事が無くなる可能性があります。
ソファベッドの種類の中でもリクライニングタイプだと、ソファの形で固定になってしまったり、ベッドの形で固定になってしまうなんて事もあるんです。
最悪な場合は、洗濯物置なんて事に(笑)
「ソファにもベッドにもなるなんて便利!」として選んでしまうと、長く使えなくなる可能性もあるので、便利さだけでなく、ベッドとして、ソファとしてしっかり選んでいきましょう。
ソファベッドの選び方5つのポイント
ポイント① 寝心地を確かめる
ベッドマットレスと同じく、ソファベッドもベッドとしての寝心地を確かめましょう。
実店舗で購入する方に限られますが、実際の店舗で寝てから確かめた方がより理想的な寝心地がどうかチェックできます。
ソファの座り心地とベッドの寝心地をチェックできるのが実店舗の強みですね。
ポイント② マットレスや布団が使える
実店舗に行けない方やネットで買う場合は、マットレスや布団が使えるソファベッドを選ぶのも手です。
すのこの様な隙間のある造りになっていて、フレームとクッション材に分かれるのでベッドフレームの様な造りに近いんですね。
専用のマットレスや布団のサイズはピッタリとはならないかもしれませんが、寝心地を考えたソファベッドの理想的な形の1つだと思います。
ポイント③ 内部の構造
一部を除いて基本的にソファベッドも、ソファやベッドと同じように、クッション材となる内部構造に違いがあります。
Sバネ、ウェービングベルト、ウレタンフォームなどがメインですが、中にはポケットコイルなど本格的な構造のソファベッドもあります。
座る姿勢と寝る姿勢が違うので、どれがベストとは言えないのが難しいですが、コイルの特徴などが選ぶ目安になってきますね。
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ポイント④ ソファからベッドにする方法
ソファからベッドへ、ベッドからソファへ形を変えるタイプの多くは座椅子の様にリクライニングですが、大きく分けて3種類あります。
形を変える時のポイントは、空きスペースが必要な事です。主なタイプは、
- 背もたれを倒すタイプは、後ろのスペース
- 前に引き出すタイプであれば、前のスペース
- 折りたたむタイプであれば、広げるスペース
になり、タイプによって必要なスペースの位置が変わってきます。
空いているスペースが無いとベッドにする事が難しくなるので、置く予定の場所の空きスペースのチェックは忘れないようにしてくださいね。
ポイント⑤ ベッドにした時に平らになるか
ベッドにした時にどれだけ平らな状態になるかどでも寝心地が変わってきます。
折り畳みやリクライニングタイプだと、どうしてもつなぎ目があります。
敏感な人ほど寝た時に繋ぎ目が気になってしまうんですよね。
ですので、何も敷かないで寝る場合は繋ぎ目が少ないソファベッドを選んだ方が寝心地が良くなります。
もしそれでも繋ぎ目が気になる場合は、ベッドパッドを敷いたりして対応していきましょう。
Pick up ベッドとして選んだソファベッド
マットレスが使えるソファベッド
手前に引き出すスライド式ソファベッド
まとめ
ソファベッドは、サブポジションのベッドになるので、長くベッドとして使用するのであれば、ベッドを選んだ方が良くなります。
ですので、便利だけの理由で選ぶことなくベ寝心地の良いソファベッドを探していってくださいね。